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俯瞰する
なぜそうなるのか?なぜ自分だけ?
これまでそう思うことが多かった。
今、長引いている自分の風邪。
昔なら、なぜまだ治らない?なんで自分だけこんな状況なのか?クリエイティブな仕事がしたいのにチカラが入らない。なぜ今ここで?なぜ自分だけ?そう思っていたことだろう。
でも、今はそう思わない。
全部自分に必要なことが起きている。そう思うようにしている。きっかけは定かではないが、自分よりも自分しか見えていない人が周りに増えてからだと思う。
価値観が全く合わなくなった人との仕事
住民のためと言ってウソをつく組織
人を見る目のない管理職がする人事評価
全てに抗ってきたが何も変わらなかった。
自分の中の反発するエネルギーをどれだけ発揮しても、変わらないものは必ずある。
それに気づいた時、自分はとても小さいものだと実感した。その頃から自分を俯瞰して見るようになり、地球から飛び出して自分を探すイメージをするようになった。
宇宙から見ても、自分は全く見つからない。見つかるはずがない。小さすぎて。
それくらい、自分は小さい。
なぜそうなるのか?なぜ自分だけ?
そんな問いかけ自体、小さい。
むしろ逆。宇宙から見たら、こんなに小さい自分に、今、ピンポイントで目の前に事態が起きている。これは奇跡ではないのか?
それが良いか悪いかは自分が判断すればいいが、どっちに捉えても目の前の状況は変わらない。自分が変えられる範疇に無い。
ならば、自分がそれをどう料理してやろうか。
マイナスに捉えればマイナスなりの結果を得る。
プラスに捉えればプラスなりの結果。
全ては自分の捉え方しだい。その時の自分の機嫌、感情、背景、幸福度…自分を構成するいろんな要素が目の前の事態を捉える角度を決める。
落ちるなら落ちればいい。それが今受け入れるべきもので、そこから答えをつかみ取ればいい。
上がるならとことん上がればいい。その勢いは今しかないかもしれない。今の自分を信じて、マイナスにもプラスにも大きく振れ幅を持って突き進めばいい。
どんなに地獄でも、それが今、目の前にあるならば、それをチャンスと捉え、堂々と受け入れればいい。そこで真剣に向き合った時、その経験はいつか自分を今以上に強くして、今以上に幸福をもたらす。
世の中、目の前のことに苦痛を感じたり、辛く思っている人もいる。中にはもう前を向きたくない人もいるかもしれない。でも、今、人は生きている。今日も朝、目を覚ませている。当たり前かもしれないけど、それも奇跡。
生きていることに感謝して、今日も精一杯生きる。
自分に出来ることは、必ずある。