ネガティブ思考と可能性
自分を出すのが苦手、ネガティブ思考、前に出ちゃいけない。そんな思いを抱いている人がいる。
特に自分のマイナスな面を見て、周りと比べて、私はあの人より劣っている。自分は悲しい人で、不幸な人で、愛されちゃいけない人。そう思っている人がいる。自分もそんな一面があるが、決してそれが悪いとは思えない。
最近、LUNASEAの曲を聴く機会があって、なんとなく歌詞が引っかかった。
悲しみを知っている人は、人の悲しみもわかる人
悲しみを知らないと、人の悲しみには寄り添いきれない
悲しみだけではないが、マイナスな感情と向き合っている人は、人の痛みや苦しみ、つらさや憎しみに寄り添える。
なぜならそれを少なからず経験しているから。
マイナスな感情の根っこは深い。
でも、その深い根っこの先には愛があって、「愛されたい」とか「愛したい」があって感情が生まれる。
その愛をさらに深めて行くと、自分は「なぜ生まれて来たのか?」自分は何の「役割」を持って生まれて来たのか?を考えるきっかけになる。
「役割」を見出すには、自分には何ができるのか?を自分に問う必要があり、自分のことを愛しはじめてこそ、見えてくる。自分を愛しはじめた時、満たされていく自分は少しずつ相手を愛せるようになっていく。
だから、悲しみを知っている人も「可能性」を持っていて、最後には自分や相手を愛せる人になれる。