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利益や売上げ

公務員をしていた時、「利益」とか「売上げ」の重要性や、その仕組みへの嗅覚が全然なかったなと、最近凄く感じる。

オンライン秘書の仕事では、民間企業や個人事業主の仕事をサポートする中で、「利益」や「売上げ」は常に考えるのが当たり前となる。
そのために、オンライン秘書が重要視すべきなのは「相手が何を考えているのか?」を知ること。これがお互いのメリットに繋がる。

例えば不動産の仕事の場合。
「中古の戸建て物件を探して」と依頼されたとする。
物件は山ほどある。そこからやみくもに物件を探しても、時間ばかりが過ぎていく。その分時給は発生する。成果が上がらなければ、クライアントに利益が発生しない。

クライアントは、短時間で求める物件を探して欲しい。
オンライン秘書も短時間で求める物件を探したい。
両者が求める方向性は一緒。

では、ゴール(成果)に繋げるには?

・価格はいくらの範囲?
・エリアはどの辺?
・購入後の用途は?
・NGな条件は?(賑やかなエリアは避けたいなど)

条件のすり合わせが重要となる。
だか、それでも条件は不十分なことが多い。

なぜなら、クライアント目線では、オンライン秘書の「わからない」がわからないから。ましてや、不動産の仕事のような専門性のある仕事は、なかなかイメージしにくい部分がある。

オンライン秘書の「わからない」をクライアントに伝え、目線やゴールの位置をピンポイントで合わせてこそ、「利益」や「売上げ」に対する確度が上がる。

ただ、人間のすることなので、目線やゴールがズレなく合わさることはない。オンライン秘書としては、そのズレを取りこぼさないように、クライアントの求める情報を想像力でカバーするとさらに重宝される。

例えば、物件の「最後」はどうするのか?
売るのか?ずっと所有するのか?
仮に売るのなら、このエリアは高値で売却できるのか?それとも他の用途に使えるのか?時代背景やその時のトレンド(インバウンドなど)によって様々なイメージを膨らませてみる。

「利益」とか「売上げ」の重要性や、その仕組みを肌で経験出来ている今、とても勉強になる。
成果を上げればクライアントに利益を提供できる。それが自分の収入にも繋がる。お互いメリットがある。そんな仕事、最高でしかない。

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