吐き溜め② 代官山駅と『空洞です。』
代官山に降りることが年に10回程度あるかと思われる。
お洒落であることを義務付けられた街並みは少し息が詰まる。銀行のATMですらデザインを施され、街に合わせることを求められているような。落ち着いた雰囲気とは相反して、様々な飲食店やデザインが消費され流れ行く。流行。
代官山から10分ほど歩いて、恵比寿に抜けていく途中の川の向こうでは不法投棄されたものなのか、流行から取り残された風景が散見される。少々、街に酔ってしまう時分に見ると、少し息ができたように感じた。
「意味を求め