ルーチンワーカー

文字書きリハビリ。

目が覚ましたときのスッキリ感で「あ、これ駄目なやつだ」と確信したが、時計を見るとまだ6時半。目覚ましがなるまで30分以上ある。
割とロングスリーパーなので普段は8~9時間くらい寝てしまうのだが、まだ仕事に行くことに対して緊張があるのかもしれない。
高校生以来の毎朝同じ時間に起きる暮らしはまだ体になじまない。

今日も今日とて延々と文章の校正作業。日本語の誤りを正し、筆者が本当に伝えたかったことを引き出していく。
今の状況はそれくらいしかすることがないから、という仕事ではあるが性には合っている。
長所より短所に目が行きがちなタチで、こういう時は役に立つ。
全体の問題点を見つけることには長けているし、黙々とした作業にも慣れている。
あとは直し具合をどう調整するかで、ここにグルーブが生まれる。ズレを完全に排除し、グリッドにピッタリ合わせた音楽が気持ちよく響くわけはないのだから。

バランス、バランス、バランス。
平均点を取り続けるような試みが顧みられることは少ない。教師が気にかけるのは常に満点を取るヤツかずっと赤点のヤツかだ。
かといって、それが好かれることにつながるとは限らない。
ミロのヴィーナスの両腕が欠落していなかったならば、彼女は歴史にのこったのだろうか。
無論、全身が砕かれていたのならば、彼女は存在しなかったことになるだけなのだが。
星野源のコメントはある意味で予想の範疇に収まるものだった。
では、ポップシンガーはどうか。

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