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今日のよかったやつ20190903

荒ぶる季節の乙女どもよ。がめちゃめちゃよかった。
「荒ぶる季節=青春」の只中で恋愛と性に振り回される少年少女達が、不器用ながら恋を手中に収めようと奮闘する群像劇。原作・脚本は「あの花」の岡田麿里さんで、あけっぴろげに性やセックスの話をしながらも思春期の甘く痛い感情と性的に見ること・見られることへの逃れられなさを丁寧に描いていて見ごたえがある。まだ放送中ですがプライムで見れますのでどうぞ。

パソコン音楽クラブ - reiji no machi

明日発売のニューアルバムからの1曲。パソコン音楽クラブのよさはやはりなんといってもメロディだと思っている。もちろんSC-88Proの音もたまらない。この曲でも、"ド"をいくつ重ねても足りやしない名曲 Inner Blue(ここで断片が聴ける)と同様にイノウエワラビ氏がボーカルをとっている。
パ音については以下のnoteが詳しい。名文。俺も音楽ブログHi-Hi-Whoopeeで知ってvaporwave聞いたなあ。路地裏音楽戦争……。

Yvette Young - Jolt

なんだこの凄まじいピアノとドラムは……イヴェット・ヤングって誰だっけなんか聞いたことある……と思ったらマスロックバンド Covetのバカテクタッピングギタリストだった。ギタリストだった……。

拍子もノリもめちゃくちゃ複雑で譜面にしようとしたら大変苦労するシロモノだが、こんなにも美しい。

OxT - UNION

オーイシマサヨシとTom-H@ckのコンビ。SSSS.GRIDMANのOP曲でしたね。MVで最終回以後を描くの面白い。酔って感受性がだーだーになってるときにこの曲聞くと「君を退屈から救いに来たんだ」のラインで泣く。

Sampa The Great - Freedom

ザンビア生まれ、ボツワナ育ち、シドニー在住のシンガー・ラッパーだそうだ。この類のトラックがもはや懐かしく感じてきた。ギターがフィーチャーされてるのがいい。ムチッとしたキックもたまらない。どこか心音のようで、身体的な歌とよく合っている。タイム感が独特。
「アアアァーーーーーーイヤァァ」のデジタルっぽい処理もアクセントになってていい。

Samm Henshaw - The World Is Mine

あーーーークソかっこいいなチクショウ。声も歌詞もビデオもいい。
"You're the whole world and the world is mine"のラインには痺れる。


いい加減親のメビウスと弟のハイライトを拝借するのにも飽きてきたので健康保険料を払いがてら赤マルを買う。毎年夏が終わると心身の調子を崩す。
夏は喪失の季節で、過ぎ去ってしまった何かを取り戻すように煙草を吸い酒を飲んでは管を巻く生き物になる。今年は楽しみな予定を詰め込んでこの秋を乗り越えたい。いい加減シャンとしないといけないよなと言い聞かせながらアリバイ作りに求人をめくる。

実在しない人間の実在する関係性に心砕かれる毎日 https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/1YN6R4IANN7NG