【蒼雑記】クッパ姫とイデアと
あらすじ:Toggeter見て。
というわけで「クッパ姫が持ってる○○要素を持っているこのキャラも好きなんじゃない?」というツイートを黙々と漁っていたのですが(これで日中の気力の数割は持っていかれた)。
我々オタクが言う「キャラクターの要素」、言い換えれば「属性」ってイデア的な側面があると思うんですよね。
Q.イデアとは?
A.”理想”のこと。肉体的に目で見るのではなく、精神の目、観念の世界で見るモノ。
我々は肉体的には「イデアの影」を見ている。洞窟の中(現実世界)で、外界(認識の外)に存在するイデアが光を受けたことで生まれた影を認識している。”観念的に存在する理想形”の影絵、つまり理想と似て非なるものを我々は”現実”として認識している。
Q.要するに?
A.”観念”そのもののこと
クッパ姫→これもいいんじゃない?の派生布教を纏めてみて「人はクッパ姫に何を見るか?」を黙々と考えることになりました。「クッパ→豪放磊落→山の四天王」もあれば、「ギザ歯→命令者ちゃん」もあるし、「角」から攻めてくるマンガクロス公式アカウントもある。
それぞれが「クッパ姫」という一つの存在に「何」を見るか、受け取るかは違うということだ。つまりクッパ姫とは洞窟の中に存在する観念であり、我々はその影絵を見て「洞窟の外のイデア」を連想しているのにすぎない……。
逆にイデア、観念をクッパ姫に当て嵌める人もいる。
よかったっすね。
「どんな影絵であっても、求めた”イデア”を連想すれば勝ち」というのはオタクの在り方としてかなり正しいと思う。ちょっと乱暴ではあるけれど。
創作する側の土俵に持って来よう!
キャラクターの属性付けに関して、二つのアプローチがあるって話。
・キャラクターの中に属性を見出すか
・属性ありきでキャラクターを創り出すか
僕個人としては割と「属性ありき」=「役割ありき」で作ることがおおい…のかなぁ。始点がそこであっても、命の中に価値を見出せるようになったら、話を広げたり活かしたりしやすいのかもしれない。
何にせよ、純粋にどっちかだけで創り上げられるキャラクターってきっといないので、両輪を上手く操れるようになれたらいいな。
今日のひとこと:小難しい理念より先にまず書き上げましょう。
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