『喧噪下でも関心の高い内容は聞き取れる!?』 プチっとスタディ vol.56
[キーワードと言い換え]
カクテルパーティー効果
≒
周りが騒がしくても自分の関心の高いフレーズや内容なら聞き取ることが出来る現象
[解説]
皆さんには
周囲がガヤガヤうるさい環境だとしても
友達との会話は意外とスムーズに出来たり、
名前を呼ばれたらすぐ気づくことが出来た経験はありませんか?
(大衆居酒屋でも割りと話せるよね笑)
※音声版の耳からプチっとスタディなら全話無料で最後まで聴けます
傍から聞いてるとそれぞれのグループにおける会話の内容は全く聞き取れないのに、
なぜか自分に関することは聞こえてくるんですよね。
もちろん限度はありますが、
心理的な影響が強い現象な気がします。
なんだかvol.15のエコーチェンバーを助長しそうですね。
この現象にも名前がついていて、カクテルパーティー効果と言います。
(なにやら愉快な名前だ笑)
「カクテルパーティー」をイメージすると、
賑わっていて至る所で会話も盛り上がっていそうな情景が浮かびますし、
まさにその環境で起こる現象ということが由来なのでしょう。
すでに効果自体の説明は足りているかも知れませんので、
その活用についてケーススタディで触れられればと思います。
(いいね!)
[ケーススタディ]
vol.12の情報リテラシーのケーススタディでは、
「憧れの有名人につられて購入した化粧品が肌に合わなかった状況」
を描き、
情報の精査が大事だということを訴えていたかと思います。
(過去のケーススタディ連携が増えましたな笑)
ただでさえ雑多な情報が溢れている環境にいて、
見るもの聞くもの全てを意識していると精神的に負担も大きくなるでしょう。
なので「自然に取り込む情報が淘汰」されることは、
負荷を軽減させるうえで必要な能力とも言えます。
(それはそうかもしれない)
vol.12の際は「受け取り手が早計だった」点も、
好ましくない結果を導く要因となりました。
ですが見方を変えれば、
「受け取り手にとって関心の高い情報」が抽出されていれば、
「届けたい側」と「受け取りたい側」を円滑に繋げることが可能ということです。
それにはvol.38のペルソナ設定が効果を上げてくれます。
届けたい相手が「どういったことに関心を持っているか」をイメージできれば、
その対象がどんな「キーワード」、どんな「ビジュアル」を
ピックアップするのかが見えてくるかも知れません。
(ほうほう)
その…
耳で聞く「キーワード」や目で見る「ビジュアル」が、
カクテルパーティー効果によって関心の高い人たちに届くことになる訳ですね。
[投げかけ]
皆さんも相手が気になるキーワードを厳選してみてはいかがでしょうか?
以上
今回はカクテルパーティー効果を解説しました。
[次回のプチスタ予告]
次回は
『情動的記憶』
こちらを解説予定です。
なお、プチスタはテキストのみでなく音声配信も行っております。
拙い配信とはなりますがテキスト版から若干アレンジをしておりますので、宜しければそちらもチェック頂けたら嬉しいです。
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各回の提供枠は’期限付きで販売‘も行っているので、
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お楽しみに!
まだまだ未熟ないとぴーですが、今後もインプットとアウトプットに邁進します!もしサポート頂けたら投稿にも更に還元していきます!