『手段と目的のどちらに集中する!?』 プチっとスタディ vol.70
[キーワードと言い換え]
タスクフォーカスとゴールフォーカス
≒
今目の前にある課題に集中するか達成すべき目標に目を向けるか
[解説]
あなたも
大きな目標を掲げて行動をしているなかで
ふとした瞬間にモチベーションを維持出来なくなることはありませんか?
思った成果が出ていない場合や、
予定より進捗が遅い場合に
最終的な目標との距離を感じるとやる気が削がれていくと思います。
(せやねんな…)
そんな時には日々取り組んでいる課題自体に目を向けて、
継続することに集中するのも大事かもしれません。
(vol.28のベイビーステップもそういうことかも)
「手段を目的にするな」等とは言われますが、
モチベーションを上げる為に「手段の継続」に集中してみるのは効果的です。
(積み上げてる感ってやる気出る)
反対に調子よく物事が進んでいる時には、
本来の目的に目を向けることで更なる飛躍に繋げられるでしょう。
つまり自分の状況によって、
「どこに集中するかを切り替える」ことでモチベーション維持を図ることが可能ということです。
これらは
課題に集中する場合はタスクフォーカス、
そして目標に目を向ける場合はゴールフォーカスと名前が付けられています。
(そのまんまだな笑)
ではもう少し具体的に見ていきましょう。
[ケーススタディ]
基本的には目標を設定すると、
その目標を達成するために必要な日々のアクションが必要となります。
仮に目標があるのにアクションが設定されていないとすると、
それはただの願望でしかありません。
(なんなら妄想かもしれない笑)
長い道のりを歩いて旅するにも、一歩一歩の踏み出しが目的地へ近づく術となります。
勝手に目的地が近づいてきてくれるなんてことがないことはお分かりかと…
(その通りです)
だから尚更アクションは重要なわけですが、そう簡単にはいかないのが現実です。
vol.28のケーススタディに少し経過という観点も加えて考えてみます。
中でも筋トレの話はイメージしやすいかもしれません。
「鍛え上げられた肉体を手に入れる目的」
に対して筋トレの習慣化をする話です。
(あ、薄っすら覚えてるかも)
トレーニングの習慣をつけ始めて最初のうちは、
何もしていなかった状態から刺激が加わるので体の変化もわかり易かったりします。
(人ややり方にもよりますがね笑)
目標に向かってやる気もみなぎります。
しかし体がトレーニングに慣れてくると、
いまいち変化を感じない時期が訪れるはずです。
そんな状態になった時、
「あまり変化がないから、もしかしたら理想の体にはなれないかも知れない…」
と目標とのギャップに意識が向かってしまいます。
こうなると結構やる気が落ちてくるんですね。
(わかるわ~)
ここでタスクフォーカスをしてみましょう。
日々のトレーニング自体に全力集中です。
(全集中とは言わないのね笑)
実際トレーニングは以前よりも着実に継続出来ていて
それはトレーニングを始める前では考えられなかったことで、少なからず成長があります。
タスクに集中すると意外に余裕があることにも気づけるかもしれないので、
その際にはまたゴールフォーカスに切り替えてトレーニングのレベルを少し上げたり、
別のトレーニングを追加して鍛えられる箇所を増やしたり、
新たなアクションを設定出来ます。
vol.26のレジリエンスが効いてくるんですね。
自身の状況に合わせてフォーカス先を切り替えてあげられれば、
モチベーションの波も乗りこなせそうです。
[投げかけ]
あなたもやる気が下がった時は
目標ばかりではなく日々のアクションに集中してみてはいかがでしょうか?
以上
今回はタスクフォーカスとゴールフォーカスを解説しました。
[次回のプチスタ予告]
次回は
『ツァイガルニク効果』
こちらを解説予定です。
お楽しみに!
まだまだ未熟ないとぴーですが、今後もインプットとアウトプットに邁進します!もしサポート頂けたら投稿にも更に還元していきます!