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映画鑑賞記録 No.1「ふたりのベロニカ」

ふたりのベロニカ(1991)フランス/ポーランド〈ドラマ〉

概要

ポーランドに住むベロニカとフランスに住むベロニカが主人公。ふたりは容姿がそっくりな所謂ドッペルゲンガー。生涯ふたりは互いの存在を知ることもないし、会ったことも聞いたこともないまま映画は終わるが、ふたりとも、なんとなく、どこかにもう一人の自分がいると感じている。その時代のポーランドは共産主義で、独特の暗さや抑圧感が映画でも表現されており、社会情勢が背景に描かれている(らしい)。

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ポーランドのベロニカも
フランスのベロニカも
とにかく美しい。
それは単に容姿だけを
指しているのではなく
自立してるところがとにかく美しい。

恋人に別れも告げずに
突然叔母のところへ行ってしまうし
そこで歌を始めてしまう。

突然音楽を辞めると恩師に別れを告げ
そうかと思ったら音楽の先生をしているし
謎のカセットテープの真相を突き止めて
パリまでサッと行っちゃう。

ふらふらと自由に生きていて
何にも依存していないし
かと言って心の拠り所がないわけではない。
自立した美しい女性だと思う。
とやかく言う大人が周りにいないところもまた良い。

服装やメイク、部屋の装飾も古くない。
今も素敵、普遍的。

なんか急に悲しくなることがあったら
フランスだかポーランドにいる
私のドッペルゲンガーに
何かあったのかと思うようにしよう〜。

人生なんてこれでいいのだ。

あ、あと
男のこういうところ、本当大嫌いです。

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