泡沫の如く過ぎ去っていった刹那
20歳を受け入れるまで
19歳最後の記事を書いて一ヶ月が経過した。
焦りをもたらしていた20という数字を受け入れた。
前回の記事を書き尽くした直後に
日付が変わり20歳にステップアップした。
今まで感じたことのない虚無感と静けさが自分の部屋を支配していた。
空っぽになって死を意識して茫然としていたのはこれが初めてだったかもしれない。
頭が忙しくなりそうだったから諦めて眠りについた。
誕生日当日は家族と過ごした。
行き尽くした近所のショッピングモールも新鮮に感じた。
誕生日祝いとして、伊達眼鏡をいただいた。
「オシャレだから」の一言で片付けられない、20歳の誕生日に家族からいただいたという事実を、普段からかけることでいつでもその想いを背負いながら、忘れないでいられる。
親のスネをかじる生活も、いつ終わるかわからないし、このままでいてはいけない。
決意を胸に、今日も度が入ってない眼鏡をかける。