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『アウトプットする力――「話す」「書く」「発信する」が劇的に成長する85の方法』
読書感想文や書評は、本の中から「この文章はいいな」と思った3つの文章を選んで引用すれば書けます。
とあったので、3つ引用して書いてみる。
子供の頃、読書感想文は苦手だった。
「感想」と言われると、「おもしろかった」になってしまう。
書評は特に苦手意識はないのだが、書くのが億劫になってしまう。
ちゃんとしたものを書かなきゃ、という、人目を意識した思考になっている。
とにかくアウトプットが重要、というのは、そうなんだろうなぁという思いはあった。
重い腰が上がらなかったのだが、道具をもらったので一歩進めるような気がした。
文章を3つ選んでそれらについて論評すればいいというのは、手軽である。
実名での投稿には、責任がともないます。責任がともなう分だけ、真剣度も信頼度も増します。そこに意味があるのです。
このnoteは実名ではない。
そこまで腰は上がらなかった。
論拠のしっかりした発言を続けていくとSNSという言論空間での信用が1つずつ積み重なっていきます。
実名で投稿すべきという理由。
ネット上の信用を積むため。
ネット上の信用は社会の信用にも通ずるので、社会の信用を積むためとも読んだ。
社会の信用を積むと、何かのときに助けを得られる確率が上がる。
不確実な時代においては有効な選択肢の1つかもしれない。
なんと彼は週1回の発行をやめて、毎日発行へ発行頻度を上げたのです。
教え子の体験談で、週1回学級新聞が大変だったのを逆に毎日発行にすると効果があったという話。
マーティン・ファウラーの「高頻度は問題を容易にする」という話と共通部分がある。
これは、例えばソフトウェア開発における下記のような例で説明される。
featureブランチで長い間開発していると、mainにマージする際の痛みが大きい。
細かくmainにマージする場合はダメージが小さい。
学級新聞の話に戻ると、週1回の発行と比べて、毎日発行は、1回のコンテンツの分量としては少なくなったのだろうと推測するが、
「アイデアも湧くようになり、書くことが苦にならなくなった」と書かれている。
本書では、覚悟が強まったことによると書かれているが、その他にも原因はありそうだ。
前出のマーティン・ファウラーによれば、高頻度が問題を容易にする理由は3つある。
①頻繁に取り組むことは、問題を小さくすることになり、小さい問題は容易になるので。
②フィードバックを得られることで能力が上がるので
③何回も実行することで練度が上がるので
マーティン・ファウラーにつながると思っていなかったが、こういう発見があるのも読書の面白さだろう。