![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/153989714/rectangle_large_type_2_4652aa5793316cf6eff3991924e36c30.jpeg?width=1200)
【渓流釣り】天竜川水系 クラシックルートを辿って
本釣行は2024年5月の内容を記事にしたものです。
天竜川水系の支流最深部へクラシックルートを辿り訪問しました。アプローチは別の谷を稜線まで登り、反対の谷に落とすシンプルなルート。
遡行を続けると、高巻きの必要な滝にぶつかりました。右岸のザレ場から高巻きましたが勾配がとにかく急、捕まる場所のない砂地で後退も出来ず、なんとか這い上がりました(本釣行の核心でした、、、)。
稜線までもう一度高巻きありますが、難易度は低めでした。
稜線まで辿り着いたらあとは標高を落とすのみ。
過去の記録で入渓まで8時間以上かかっているログを発見しましたが、4~5時間ほどで入渓可能でした。林道を自転車でアプローチすれば日帰りも余裕な工程です。8時過ぎに入渓したので、幕営地を吟味し選りすぐりの立地にハンモックを張りました。
![](https://assets.st-note.com/img/1726061682-DLFia4BWj61ZO8n7APpd0vKm.jpg?width=1200)
荷物を軽くし、釣り開始です。
早速この水系らしいヤマトイワナがお出迎えしてくれました。
少しだけ白斑が見られます。とある小滝を越えてからは完全に白斑は無くなったので源流部まで昔の放流と釣り師による持ち上げの影響を受けていそうです。瀬戸際の渓魚とはまさにこのことですね、、、
![](https://assets.st-note.com/img/1726062615-WsxlJ36RgF7CLf5ktrunAbKa.jpg?width=1200)
標高を上げると白斑のないヤマトイワナに。
![](https://assets.st-note.com/img/1726063087-RnuUfqKpiQadXBOS1ygwoWr8.jpg?width=1200)
とある区間では下流部の碧色の渓を彷彿とさせる個体が生息していました。
朱点の中に混じる紅点が印象的でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1726063113-DQuck1xTFKWhHCPYfBn652d8.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1726063519-RdGpO7B4LmhWHKFsTMb1zPka.jpg?width=1200)
最初の岩魚のパーマークと他の岩魚のパーマークの形が少し異なると思います。私は(勝手に)この地域のヤマトイワナのパーマークを大きく3つに分けています。
![](https://assets.st-note.com/img/1726063853-t1z26yDge54OXqjHp0YrKZ7a.jpg?width=1200)
上段
パーマーク:細長の虎柄
渓流 :落ち込みや荒瀬が多く、急流、
比較的遡行に体力のいる渓
中断
パーマーク:水玉模様、ポルカドット
渓流 :上段と下段の中間
下段
パーマーク:楕円
渓流 :トロ瀬や浅瀬が比較的多く、
勾配が緩やか、遡行しやすい渓
一概には言えませんが上記のような場所で釣れることが多かったように思います。同じ渓でも虎柄と水玉模様、水玉模様と楕円といったように渓の急峻度合いによって分かれる場所もありました。
パーマークがカモフラージュとしての役割を果たしていると考えると、川底の石はもちろん水面の波紋もパーマークと関わりがあるのかもしれません。
![](https://assets.st-note.com/img/1726066627-hMGDEkVWKLUXAp8ReIliH4rz.jpg?width=1200)
寝る前にクマ避けの爆竹を一発。
白飛びするかと思いましたがしっかり情報残っていました、さすがGFX。
![](https://assets.st-note.com/img/1726066867-tKw4BApqFTNyzM2ZU7fnmd6V.jpg?width=1200)
翌日は魚止め調査を実施し、長い長い尾根を下山しました。
![](https://assets.st-note.com/img/1726067162-jQob7w3OJk8g41Z2CEDNsmq9.jpg?width=1200)