禁酒日記5日目

朝は何も食わず。昼はコンビニのかしわうどんとおにぎり。夕方猛烈に腹が減ったのでパックごはんの小をふりかけで食べた。あと味噌汁。夜はコンビニの竜田揚げ弁当と野菜スムージー。全く健康的でない食事。まあ酒を飲んでないので太りはしないだろう。

昨日の日記を読み返した。昨日の日記は23時過ぎまで仕事をしていた時にトイレの中で書いたものだ。短いし支離滅裂だ。しかし朝になって読み返してもその気持ちは変わらなかった。俺は自爆がしたいんだ、自分のもっている全てを投げ出して。自分の未来などどうでもいい。どうせゴミのような未来しかない。過去もゴミみたいなものだった。未来も過去もゴミしかないなら、今にしか生きる道はない。未来のライフプランなどない。良くてホームレス。悪ければ孤独死で、ゴミ屋敷となったアパートの中で腐乱しているだろう。どうせそんな未来しかないなら、まだマシなうちに爆発してしまう方がいい。

自分のために生きることはもうない。自分というのは、俺がわざわざ気にかけて生きるに値しない存在だ。俺が気遣うに値しないのだ、俺自身は。だから自分のことなど限りなく粗末に扱えばいい。この一瞬一瞬、自分がまだ腐乱死体になる前のまだマシな瞬間に、誰かのために何かをすべきだ。あるいは、誰かを害するためなのかもしれない。自爆とはそういうことだから。

俺は酒しか友達がいない。だから俺の体は酒にやったつもりだった。しかし酒によって他人に迷惑をかけるのであればまた別だ。俺はクズだが、迷惑をかけたくない相手もいる。そういう気持ちがまだあるというのは、もしかしたら酒がくれた発見なのかもしれない。

この世は地獄だし生きている価値もないが、せめてこの世を1ミリだけマシにするために俺の自爆を役立てる道がないか考えている。

それにしてもこんな気が狂った話をシラフで書いているというのも愉快なことだ。酒がなくても人はバカになれるんだな。

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