【努力考察】資格を取る意味
「資格なんて持ってても意味ない」
「TOEICの点数が高くても、しゃべられないなら受けてもしょうがない」
そんな事をたまに聞く。
割と資格取得に向けて勉強することが好きな私に取っては、割と悲しい意見です。
今回はいつもより短めですが、資格取得に意味付けするために必要なことについて書きます。
過程に意味を見出すか、結果に意味を見出すか
資格に意味を見出せるかどうかは、これにかかっていると思います。
例えば、100問出て、70 %が合格の試験があるとします。
全ての問題が単語を答える方式であると仮定しましょう。
つまり、この試験に合格するには、最低限70個の単語を覚えれば良いわけです。
ここで、70個の単語だけ覚えるか、それとも試験範囲の全てを勉強するかが分かれ目です。
試験範囲が500単語だとしたら、すべてを勉強しようと思うと当然500単語覚えるわけです。
(ア)もし、資格試験に合格することだけに価値を見出すのであれば、その当日に出題される70単語だけ勉強すれば合格です。
(イ)対して、資格試験合格を目指す過程で勉強すること自体に価値を見出すのであれば、500単語勉強するでしょう。(勿論、過去問であまりに出題されていないもの、理解が難しすぎるものは優先順位は変わるでしょうけれど)
この(ア)は結果に意味を見出しているのでしょう。
資格に合格して、合格証を得るという結果だけが大事であり、そのために必要な最低限の勉強のみを行うという考え。
試験範囲の理解もせずにパターンだけで単語を覚えるタイプの勉強ですね。
(イ)は過程に意味を見出しています。
勉強の指針として資格試験の範囲があり、その試験範囲を勉強して知識をつける。その知識が付いたかの確認として、当日の試験がある。
公務員の資格など、職業に就くために必須な試験だと、話は違うのでしょうが、自己研鑽の観点では、(イ)でないと意味がありません。
合格に向けて勉強するところに研鑽要素があるのですから。
まとめ
強制されて受ける資格だったら、ただ合格すりゃいい発想になりますが、
そうでないのだったら誠実に取り組みたいところですね。
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