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ホルスクエスト

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ホルスクエストを時系列順に綴っていきます
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2022年8月の記事一覧

ホルスクエスト 第6話

ホルスクエスト 第6話

第6話
砂漠の大陸と洞窟の男

船は数日間の航海を終えて、ジャピテル大陸ジャピタ領にあるゼピトの港に到着した。
ポルテコ大陸の港町ポートマンとは比べ物にならないほど小さく、船が停泊できる最低限の設備しかない。

ホルス、ニサン、ミリコの3人は船長や船員にお礼を言って船を降りた。
揺れない地面に逆にふらついてしまう。

ポルテコ城下町で吟遊詩人に聞いた「ときかりの洞窟」という目的地について、どこにあ

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ホルクエ第1章のこと

ホルクエ第1章のこと

みなさまこんにちは。うっしーです。

ホルスクエストを読んだり、見たり、描いたりしてくれてありがとうございます。

カレンダー企画として突然始めて、後発で絵物語として第0話〜第5話まで書き進めてきましたが、一旦ここで物語は一区切りになりまして、第6話からは第2章としてホルス、ニサン、ミリコは新たな冒険の舞台、ジャピテル大陸へ上陸します。

ボコイの村から始まって、地名が色々出てきたと思いますが、正

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ホルスクエスト 第5話

ホルスクエスト 第5話

第5話
灯台の戦いと新大陸への船出

一行はマトリン山のふもとのベルチャムの街で旅の支度を整え、半島を横断して関所を通り、ポルテコ城下町へたどり着いた。

山奥で育ったホルスとニサンはベルチャムよりも大きな街を見るのは初めてだった。

ホルスは巨大な建造物や人の多さに素直に驚き、その様子を見たニサンは、ばか、田舎者に見られるだろ!と自身は平静を装った。
ミリコは街よりもそんな2人を見ている方が楽し

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ホルスクエスト 第4話

ホルスクエスト 第4話

第4話
師匠の意志と新たな旅立ち

それから更に数日が経った。
ミリコの怪我は次第に良くなって、普通に生活できるようになっていた。

ミリコの話を聞いた後、ホルスとニサンは自分たちはボコイの村出身である事を伝えた。
消失事件をきっかけにこの教会に住むようになったこと、自分たちなりに村跡を調べていたこと、何か行動を起こしたくて鍛錬を積んだりしてきたが、他にも消えた街があるなんて考えもしなかったことな

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ホルスクエスト 第3話

ホルスクエスト 第3話

第3話
嵐の夜と旅の魔法使い

ボコイの村が消失してから3年が過ぎた。
ホルス16歳
ニサン17歳
ルメル20歳

この3年間ホルスとニサンは、時々マトリン山のふもとにあるベルチャムの町へ出かけては、買い出しついでにボコイの村についての情報を集めた。
始めの頃はボコイの村の消失事件としてあちこちで噂になっていたが、時間が経つにつれて人々の記憶は薄れていった。
結局有力な情報は得られないまま時間だけ

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ホルスクエスト 第2話

ホルスクエスト 第2話

第2話
村跡の魔物と教会の少女

2人はどうしていいか分からず、しばらく無言で変わり果てた故郷を見つめた。
庭のように駆け回ったこの野山の道を間違える訳もない。
確かにここにボコイの村はあったはず。

一体何が起きた?

少しずつ思考が働き出し、2人はほぼ同時に気付いた。
平らな地面の中心に何かいる。

遠目に人影のように見えるが、よく目を凝らすと、どうやらそうではない。
人と呼ぶにはあまりにもい

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ホルスクエスト 第1話

ホルスクエスト 第1話

第1話
山奥の村と2人の少年

木の上で1人の少年ホルスが本を読んでいた。
この世界で生きる者なら誰もが知っている伝説。
彼は、本当か嘘かわからないこの物語が好きだった。

木の下で幼なじみのニサンが呼んでいる声がする。

山奥の小さな村ボコイ。
ここで生まれ育った少年ホルス13歳。
幼なじみで親友のニサン14歳。
ある日2人は村長からお使いを頼まれた。

このお使いが世界を巻き込む大冒険の始まり

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ホルスクエスト 第0話

ホルスクエスト 第0話

第0話
太陽の大地に伝わる伝説

かつて地上には太陽の民と月の民という2つの種族が平和に暮らしていた。
しかしある時、何処からともなく強大な悪が誕生し、地上の全てを支配した。
それ以来、民たちは悪に怯えて暮らすようになった。

ある時、太陽の民を率いる王と、月の民を率いる女王は平和を取り戻すために立ち上がった。

2人の王は武と智を合わせて悪しきものを倒したが、その強大な悪を消し去ることはできず、

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