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ゆるSF01
漫画を描きました。4ページです。
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読んでいただきありがとうございます。
以下、メイキングです。
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数ヶ月間、頭を酷使する漫画に取り組んでいたので
「なにも考えずに描きたい、達成感が今すぐ欲しい、、、!」
という思いが爆発し、衝動的に描きました。
「自分の分身を自在に扱えるようになったら便利そうだけど
誘いを断る理由が消えるという点で大きくマイナスだな」
という日頃の思いが元になっています。
描き始める時の目標は、
・なるべく少ページに収めること
・その日中に描き切ること
・軽やかな漫画にすること
でした。
速く描き上げる為、ネームの状態でも読みやすくする為に
枠のテンプレを使用します。
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この時点では何も決まっていません。
しかし、枠の中さえ埋めれば漫画になるという事実を私は知っています。
まず一コマめを埋めました。
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良いスタートですね(?) かわいく分裂しています。
仮のつもりで描いた、このデザインが今後の方向性を決めました。
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2コマめです。
「自分の分身を自在に扱えるようになったら便利そうだけど
誘いを断る理由が消えるという点で大きくマイナスだな」
の、「便利そうだけど」の部分です。
一コマめのキャラデザに影響を受けて、コミカルな動きになっています。ここでキャラの性格が大方固まりました。
次に「誘いを断る理由が消える」を描いていきます。
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ここの流れは、次ページ頭で「誘いを断れないことに気づいて衝撃を受ける主人公」を描くための下準備です。
顔の汗や、誘われた瞬間の背景の暗さで「行きたくない」気持ちを表したつもり。安易に汗記号を使いましたが、コミカルなキャラデザだったので上手くいった気がします。
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2ページ目頭、衝撃を受ける主人公です。かわいそう。
ここまでで、
「自分の分身を自在に扱えるようになったら便利そうだけど
誘いを断る理由が消えるという点で大きくマイナスだな」
を全て描き切ってしまいました。
そろそろオチに想いを馳せつつ続きを描きます。
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最後のコマは完全に私自身です。泣いています。
流されやすい性格故に「断り文句」を最後の武器ように使っているので、それが無くなった時の絶望は深かろうと想像しました。
また、呪文とか技とかいう単語を使用したモノローグには、
「ある人にとって当たり前のことが時代や文化が変わると魔法のように見える」という現象へのロマンが反映されています。
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3ページ目頭です。
完全にこのキャラに愛着が湧いています。
もうこのまま永遠にちゃぶ台で仲良くご飯を食べててくれ、、、
この願いがオチを思いつく元となりました。
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3ページ後半
一コマずつ「こうなったらどうなるかな?」と思考実験しながら進めていく感じでしたが、主人公≒自分だったので割とスムーズにいきました。
特に「自分相手にはハッキリ断れる」という場面を描けて満足しています。
ここら辺で最後の一コマと、そこまでの流れを思いつきました。
話を更に展開させることも出来ましたが、少ページにするという目標を達成するためにグイッと着地させた感じになりました。
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4ページめです。
最後のコマまでの流れが少し駆け足になってしまった気がします。
描き始めた時点で予想していたオチの雰囲気とは大分違うものになりましたが
結果「軽やかな漫画にする」が達成できたと思うので良かったです。
先ほども述べましたがやはり一コマめのキャラデザが最後まで影響しました。
そして3000年先の未来のことを描いたのになんとも小規模な話になったことから、タイトルを「ゆるSF」にしました。
九井諒子先生みたいな深みのある話にしたかったな〜!!
でも、大きなことを小規模に描くのが楽しかったので次も描こうと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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