結婚の最適解(1)彼のこと
ここ最近考えること。
まだ兄弟も従兄弟も、友達の兄弟も結婚してなくてあまり実感はないのだけど。
付き合って共に過ごした日にちを合わせると1年半以上になる人が居る。大学、学部の同級生。
とても優しい人で、とても私を愛してくれる人。
毎日、いつでも、会話が途切れるたびにってくらい頻繁に、あふれるほど好きと言ってくれる。
6年間女子校で過ごしてきた私にはあまりのカルチャーショックで初めは拒否反応もすごかった(笑)
好きを言う回数で喧嘩したことは一度きりではない。
中高生活での色々や、浪人の経験も重なって、数年前までの私は、非常に硬く脆い人間だった。
そんな私を柔らかく噛み砕いてくれたのが彼だったと思う。無論、彼というより「彼氏」という絶対的な存在なのかもしれないけれど。
私は向上心が強く、多分プライドもあるタイプで、けれど意外と情に弱く、多分良くも悪くも隙があるタイプだったりもする。自分で言うのは少し恥ずかしい。
とことん物事を追求していくように見せかけて、爪が甘くて脇が甘い感じ。情けなくも多分これが私。情熱があるのか、ないのか。人間こんなもんだと思うけれど。
大学に入って間も無く、女子が少ない学部のせいもあり、多分彼の目に私が入ったのだろう。
なぜそんなにも、私のことを知ってもいないのに、私のこんなにも面倒な性格をまだ見せていないのに、彼は私を好きと真っすぐな目で言ってくるのか不思議でたまらなかった。
けれど、それ以上に彼の無邪気なデレデレさは可愛くて気を許してしまったらもう、気づいた時には付き合っていた。
多分、私のこういうところだ。
こんな私だから、
元々は年上のしごでき男が好きだった私だけど、自分の手に届かないようなところにいて、自分の知らないことをたくさん知っているような男の人が好きだった私だったのに、
こうやって甘やかしてくれて優しくて私に愛を注いでくれる男の人って良いじゃん
こんな人(今の彼氏)と結婚なんて想像できなかったけど、想像できちゃうじゃん、愛に満ちた家庭、結婚してもラブラブな夫婦、いいなぁ、、、
と、いとも簡単に変わってしまった。
もちろんこの考えになるまで半年か一年弱は要した。
でも今振り返ってこの判断は正しいのかなと不安になってしまう。
一度、私の理想なんではないかと思える人と少し付き合えたことがある。
そのときは本当に全ての瞬間が納得で、正しく愛を注ぐ人で、尊敬できて、
彼とは違う意味で(もちろん彼のことも尊敬しているが、私が目指すベクトルの上で尊敬できた)、なんでこんな人が私を?と思うお話だった。
だけど、その時は私がひどく子供で、私の精神状況が悪く、すぐに振ってしまった。
結婚に正解なんて、もとい人生に正解なんてもちろんない。
全ての物事は正しいか正しくないかで判断できないなんてこと、20年も生きれば痛いほど切にわかっている。
その中でいつも、自分にとって最適解と思えるものを選んできた。直感でいつも方向が定まるタイプの私なので、結果はさておき、いつも強い気持ちで道を選べた。
でも結婚はどうだろう。
相手を伴う選択で、こんなに不安定なものはない気がする。
今の彼が私にこれほど好きと言ってくれて尽くしてくれる姿を見てるうちに愛おしさが芽生えた。
私は自分が可愛くて大切な我儘な典型的妹で、自分が良ければ良いと思ってしまう節が多い、
そんな私が、逆に尽くしてあげたい、彼の気持ちに応えたい、これほど好きと言ってくれる人に、私も好きとたくさん伝えたらきっと喜んでくれるかな?と、思ってしまうのだ。彼と出会って初めてこういう気持ちを知った。
だけれど、相手が愛してくれていればいいのか?それに私は満足して生きていけるのか。それに疑問を持っている時点で違う選択肢なのではないか。
そもそもこんなに愛されてるのに、こんなことを考えてしまう自分が嫌い。
でも、私の人生の中で最も大切なのは、さすがにまだ自分の成長で、そのためには自分が成長できるような相手と結婚したい。
とはいえ自分には身丈の合わない人と一緒になれば、精神的に弱い自分は重圧で苦しくなってしまうだろうか。
こんなぐるぐるとした思いがずっと脳内を回る。
結局すべてのことはやってみなきゃわからないのよ。
そんな中で横切るのは身の回りの友達の彼氏の選び方や付き合い方。
、、、ダラダラ長くなってしまったので続きは次に書いておこうと思います。
ここまでつまらない呟き読んでくださった方、期待外れのものであったらすみません^^;