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女性を落とすコツ。社会心理学にみる効果的なアプローチ手法

社会心理学における対人魅力という言葉をご存知でしょうか。対人魅力とは、周囲から抱かれるポジティブな態度(好意や尊敬)の大きさのことを言います。

この記事では、この対人魅力を決定する4つの要因を恋愛に応用し、女性を落とすアプローチ手法として紹介します。学術的に裏付けがあるため、感覚的なモテる方法よりも確実で高い効果が期待できます。


対人魅力を決定する4つの要因

対人魅力とは、先述した通り「周囲から抱かれるポジティブな態度の大きさ」のことです。

例えば、Aくんは周囲から好感を持たれている、または尊敬されているようであれば、Aくんの対人魅力が高いということになります。

要は、人にとってどれくらい魅力的かくらいに考えてもらって構いません(ここは学問の厳密性を求めるところではなく、モテる方法を紹介する場なので)。

そして、この対人魅力というのは、社会学的に次の4つの要因に左右されると言われています。

  • 近接性

  • 類似性

  • 好意の返報性

  • 外見

これら4つの規定要因を理解して恋愛用にアレンジすれば、あなたは女性にとって魅力的な男性となり、結果女性を落とすことができるようになるわけです。ではさっそく見ていきましょう。

1. 近接性 - 近くの人を好きになる

物理的な距離が近い相手に対して、対人魅力が高く感じられる傾向にあるということが分かっています。クラスで最初に席が近かったから友達になったとか、会社で隣の人と親しくなったとかは、この近接性の心理によるものです。

物理的距離が近いほど、心理的距離にポジティブに影響すると言い換えることもできます。

単純接触効果

距離が近いと好意を抱きやすくなるのは単純接触効果によるものです。単純接触効果とは、何度も接する・よく見聞きするものに対して好意を抱きやすいという人の心理を指します。

店頭で初めて見る商品よりも、CMなどで何度か見聞きしたことのある商品の方をついつい買ってしまうのはこのためです。チェーン店が繁盛するのもこの効果を利用していると言えます。

対人関係でも同様で、近くにいる相手とは何度も接触するため単純接触効果が働き、対人魅力が高まるというわけです。

アプローチ: ライバルよりも接触回数を増やす

近接性を恋愛に応用すると、女性を落とすためには単純に接触回数を増やすアプローチが考えられます。ただ、恋愛においてはただ好意を抱かれるだけでは、仲の良い友達で終わってしまいます。

女性を落とす上で重要なのは、ライバルとなる周囲の男性よりも多く接触することです。複数で会う、2人きりで会う、LINEや電話をする、こうした行為の頻度を上げて対人魅力を高めることで、女性の恋愛対象に食い込んでいきましょう。マメな男がモテる理由はここにあったわけです。

ただし、女性は男性よりも警戒心がかなり強いので、あまり仲良くしていない頃から積極的すぎるのは逆効果です。あからさまなアプローチには気を付けましょう。

2. 類似性 - 似ている人を好む

人は、自分と似ている相手に対して、対人魅力が高いと感じます。類似性を感じる対象は、価値観や経験、嗜好、立場、外見など多岐に渡ります。

年齢や出身地が同じだけで親近感が湧いたり、同じ趣味を持つ人に好感を抱くということは、誰しもが経験してきたことだと思います。この心理学は社会的比較理論と社会的交換理論で説明することができます。

社会的比較理論

社会的比較理論とは、人は他者と比較して自分自身を評価するという考え方のことです。つまり、自分と似た人を見つけるということは、「やっぱり自分は正しい!」と安心や喜びを感じることができるというこで、そのような自己を肯定してくれる相手に対して好意を抱くのは当然のことだと言えます。

社会的交換理論

社会的交換理論とは、誤解を恐れず簡単に言うと、人は他者とコミュニケーションをする際に、心理的コストやメリットを考慮するという理論です。

例えば、考え方が似ていると、意見が対立しにくく心理的なコストがかかりません。また、似たような境遇にあれば、相手に気を遣わずに自分をさらけ出せるというメリットがあります。

このような観点から、類似している人に対して対人魅力を高く感じるわけです。

アプローチ: 女性との共通点を探し、アピールする

類似性を恋愛に活用するなら、目当ての女性と似ているところを見つけて、それをアピールすることが効果的といえます。そのためにはまず女性と会話を続けることが大前提です。

関連記事: 会話が続かない・話題がないに困らない!会話を長続きさせるテクニック

会話を続ける中で、趣味や生い立ち、最近の出来事など何でもいいので相手との共通点を見出し、「それ俺と一緒!」「俺たち気合うかもね」と、あなたと女性が似ているアピールをしましょう。

特に恋愛観や人生観といった考え方が似ているときは、共感の心理学が使えます。この記事(モテる男の会話術!会話で女性を夢中にさせるたった3つの基本原則)にも書いている通り、女性は共感してくれる相手に好意を抱きやすいです。

"共通"と"共感"、両方を使うと女性を落とせる確率はさらに高まるでしょう。

3. 好意の返報性 - 好いてくれる人を好きになる

このブログの記事でも何度か取り上げていますが、対人魅力を高める3つ目の要因は、好意の返報性です。好意の返報性とは、自分を好いてくれる人に好意を抱く心理のことです。

あなたを好きだとか、尊敬しているといわれて嫌な思いはしないと思います。告白されて初めて相手を意識し出す現象も、本気の好意に本気で返そうとした結果そうなったと説明がつきます。

嫌悪の報復性に気を付ける

好意を示すことで好意が返ってくるように、相手に嫌悪感を感じさせてしまうと嫌われてしまいます。「裏であの子があなたの悪口を言ってるらしい」と聞いたら、真実は定かでないにしても、その子に多少の嫌悪を覚えてしまうでしょう。

子どもは照れ隠しのために好きな子をいじめたりしますが、明らかに逆効果です。照れ隠しだからといって天邪鬼な行動に走らないことが大切です。

アプローチ: 真剣に好意を伝える

女性を落とすために好意の返報性を最大限活用するコツは、軽い感じや冗談交じりに好意を伝えるのではなく、真剣に好意を伝えることです。恥ずかしい気持ちが邪魔してついつい誤魔化したくなるかもしれませんが、はっきりと伝える方が圧倒的に効果があります。

×「俺○○さんのこと好きだなー…なんてね!」
〇「俺○○さんのこと好きだなー!」(なんてね!を言わない)

×「○○さんのそういうとこあざといと思う」
〇 「そういうとこすっごいタイプ!可愛すぎる!」(素直に伝える)

1つだけ注意すべきは、下手に出てはいけないということです。下手に出ると、伝えられた側はそれを好意として受け取らず、貢物のように感じてしまうため返報性が働かなくなってしまいます。あくまで相手のことを考えた発言ではなく、あなたの意見や思いをそのまま伝えましょう。

好意の返報性は様々なことに応用が利くので、色んな場面で使ってみることをお勧めします。例えば告白すべきタイミングを見極めることにも役立ちます。

4. 外見 - 見た目がよい人を好む

これは言うまでもないですが、外見が素敵な人ほど対人魅力は高まります。主に第一印象においてその効果は大きいと言えます。

ハロー効果

ある一面が優れていることによって、その他の面でも良い評価を受けやすいことをハロー効果(後光効果)と呼びます。例えば、かっこいい人は社交的で器が大きく、スポーツができるなどと評価されやすいのです。

ある有名企業に努めていたり、学歴が高い男性が合コンで強いのも、このハロー効果が作用しています。嘘はいけませんが、仮に勤め先を某大手商社と偽れば、結果は全く異なってくるでしょう。

ポイント: ルックスに人一倍気を遣う

外見などどうしようもないではないか、と思うかもしれませんが、「よれたシャツを着て髪型ももさっとし、髭を処理していない男性」と、「ワックスで髪をあそばせ、髭を綺麗に剃ってスーツで決めてる男性」では、外見による印象に雲泥の差があると思います。

清潔感を保ち、服や小物、髪型などのファッションに人一倍気を遣いましょう。効果が出るのは先になりますが、身体を今のうちから鍛えておくと尚良いです。

周囲を見渡せば分かりますが、続けることが難しいため意外と外見に気を遣っている人は少ないです。ライバルと差をつけるチャンスでしかありません。

また、見た目に気を遣うことによるハロー効果は、周囲に対してだけでなく、あなた自身に対しても「自信が持てる」という形で効いてきます。自信は男らしさの代表格です。見た目も中身も男らしくなって女性が寄ってくる男性になりましょう。

関連記事: モテる"男らしさ"とは?モテる男の特徴と今すぐ実践すべき11の言動

好きな女性に彼氏がいても大丈夫です。筆者の経験を体系化した略奪愛マニュアルを是非実践してみてください。

まとめ

  • 「人にとってどれくらい魅力的か」を社会心理学では対人魅力と呼ぶ

  • 対人魅力は、近接性、類似性、返報性、外見の4つの要因に左右される

  • この4つの要因を恋愛に活かした女性を落とすアプローチやポイントは以下

    • 近接性: ライバルよりも接触回数を増やす

    • 類似性: 女性との共通点を探し、アピールする

    • 好意の返報性: 真剣に好意を伝える

    • 外見: ルックスに人一倍気を遣う

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