野ぶどうのこと(実りに対するリスペクト！)

今年の秋は、実の作品が豊作です＾＾

オリーブ、どんぐり、野ぶどう、クリスマスに向けて制作中のヤドリギ…
自分の気の向くまま創っていたら、
この秋は実の作品ばかり4つも(!!!!)

ずっと実ばかり創っていると、
いろんなドラマが頭のなかに湧いてきます(笑)


植物の成長と、人の人生って
重ね合わせる必要はないのだけれど


葉を広げて茎をぐんぐん伸ばしながら成長していく時期があり

花が咲くようにキラキラと華やかな時期があり


……そんな風に見え始めてしまうと

植物が実りを迎える時期というのは
その植物にとっては集大成でとても喜ばしいことなんじゃないかなと。


おめでとう！
よくここまでやってきたね！
ブラボー！！
って感じ。


そんなこんなで
頭のなかでは感動の思いと、
リスペクトの思いと…。
そんなストーリーを思い描きながら制作していました！

でも本当、
植物は語らないけれど、姿勢で示してくれるなぁと思います。
モチーフにした花や植物を見つめるなかで
どうやら勝手にいろいろなことを教わっているみたい。

次、何を教わるのかが楽しみになってきた！

さて、
(ここからはマジメに)
野ぶどうのブローチですが、

初めて見た時は実のカラフルさ、
あまり見掛けない配色の美しさに驚きでした。

刺繍糸のカラーバリエーションを活かし、
実部分は青～紫、ピンク～紫のグラデーションの配色でとことんカラフルに。
(青～紫系のアクセントにターコイズブルーを入れた所が気に入ってます♪)

今回は編まずに巻き玉の技法で創っています。

編む時もあれば、編まない時も。
創りたいモチーフに応じて、
臨機応変に技法を使い分けていきたいと
最近思うことです。

葉っぱは野ぶどうをいろいろ調べて、
いろんなタイプの葉があるなかで
この形に決まりました。

新しい形の葉っぱ、
またここから派生した作品ができるかも？と
そんな予感がしています。
(ひとつ完成すると、しりとりのように別作品のアイデアが浮かぶことがよくあります)




ブローチは垂れさせるようにつけたり、
ワイヤー入りの茎や葉をお好きな方向に曲げてアレンジして使えます。

カラフルな野ぶどう、ぜひコーディネートのポイントにお役立てください＾＾