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タンポポのこと その②

久しぶりにタンポポを製作しました。

以前にもタンポポのことはnoteに書きましたが、まだ伝えたいことがありますので、その②を書きます。


このタンポポのデザイン、自分でもとても気に入っていて

何度も作っているのに、
できあがったものを見ると、

"野原から摘んできたみたいだなぁ"と、
今でもうっとり、見とれてしまいます。


タンポポのブローチは2タイプあります。

立体的なデザインと、

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平面的なデザインのもの。

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どちらも、花はほとんど同じ編み方。
刺繍糸の本数と、かぎ針の号数の違いで
仕上がりの印象が変わります。

立体的なものは繊細に
平面的なものはナチュラルな風合い。

どちらにもそれぞれの良さがあり、好みが分かれるところかもしれません。

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立体的なタンポポのこだわりをもう少し詳しく説明すると、

花びら一本一本の繊細さと、
角度はとにかく、ものすごく研究しました!
(ブローチをご覧になった方に『リアル!』という感想をいただくことも多いです)

あの当時の自分を振り返ると、
生花のようなタンポポブローチを身に付けたい一心で、
創ってはやり直してをひたすら繰り返していました。


夢中になると、寝食そっちのけになるタイプですが、
あの当時の集中力とねばりは今思い返してみても凄かった!


咲き掛けのつぼみ
葉っぱのギザギザなところなんかも
ポイントです。


ガクは反り返っていないから
《ニホンタンポポ》なんですよ。
こんなちょっとした裏話はイベントでタンポポを気に掛けてくださった方に話しています。


タンポポを含め立体的な花で、
創る時に実はこだわっているのは、茎の太さ・細さです。

茎がキレイでないと、どんな可愛い花や葉っぱがついても活きないと思っているくらい、何気に大事なポイント。


花も、茎も、葉も、何も考えずにただドッキングして行くと、どんどん茎が太くなっていきます(あまり美しくない)。

生花は、花が付こうが葉が付こうが、
茎は細いものが多く、

それに気付いてしまったなら、
やはり茎は細く作りたくなってしまうのです。


【葉っぱができ、茎が伸びて花が咲く】

自然の流れを踏まえて作品を創るということは言葉ほど易しくはありません。

でも常に意識している部分だったりします。

もし、作品を手に取る機会がありましたら、
注目してみてくださいね☆

立体的なタンポポブローチも細く繊細な茎で創っています!


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(右側)葉っぱが合わさっても茎は細く♪








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紬
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