たんぽぽが綿毛になるの、マジ凄い。
月曜日の怠惰な新学期から一句お届けしました。
それはそうと、本当に凄いと思いませんか?
黄色い花が、綿毛に成るのです。
人々に春を告げておきながら、「好き」「嫌い」と占う様な儚さで、自ら旅立つなんて!
大好きだったロングヘアの少女が突然転校することになり、最後の日に「私のこと忘れないでね」って微笑みながら、短くなった髪を風に靡かせてる…的なやつ。
黄色い花であるときが、華であるにも関わらず、踏まれても起き上がる力があるのが堪らない気持ちになる。
次の春を想って、わざわざ綿毛に生まれ変わり、遠く、遠くへと飛んでゆく。
そしてまた初めて春に出会うかの様に咲く。
余りにも「健気」で胸がギュッとなる。
なんというか。
綿毛になったたんぽぽにはどうも、
胸を強く締めつけられてしまうようです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?