じゅじゅフェス2024 配信視聴
私自身が観に行ったのは夜の部で、それを配信されたから概ね印象は変わらないけど、細かい部分。特にじゅじゅさんぽの1年ズ、伏黒役の内田君が笑い堪えるのが大変だったのがわかったw 榎木くんがあまりにアドリブするからだね。あと傑の声って、あんなに柔らかいんだね。
後でゆっくり本編とフェスのアフレコの聴き比べしたい。今夜はナナミンの最期のシーンを。本編ではBGMに被ってるけど、フェスの時は、力を振り絞りながら呪霊を祓う時の声がはっきり聴こえてる。それこそナナミンの全身の痛みが声に現れ、こちらまで切り刻まれそうだった。
もしかしたらね、本編は全体の音をバランスよく配置してるからなのかもしれない。昨日のフェスはバンドと生声だけで、それこそバンドの音が生声を殺す時もあり、演者はだからこそ強く言わなきゃいけない時もあったのかもしれない。それは好みの問題だから一概には言えない。
でも、フェスは地続きでドラマを演じてるから、テイクがあるわけでもない。それこそ大声を張り上げたら声は枯れるし、でもその荒さが、生の声が、実際目の前でその演者の身体から発する腹の底からの声が胸を打つ。だからこそ、昨日のフェスのアフレコは唯一無二のものだったんだ。
本編の演出の都合や、監督のディレクションもあり、あえて抑えて言った台詞もあるだろう。だけど、昨日のフェスはたまたまかもしれないが、悟の声には怒気が含まれ珍しく激情に揺れていた。新宿も渋谷も。解釈なんてわからない。ただ、その時、そう感じて声が出たんだろう。
悟とチビ恵との出会いのシーンも、本編と生アフレコでは微妙に印象が異なる。暖かさの温度差なのか、言葉にするのも難しい違い。
生アフレコなんだから、一回しかないから、その時、その一瞬に感じたことを表現する。それを自身の身体全体を使って、声に乗せる。声優とは物凄い仕事である。
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