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【自己紹介】旅のインスピレーション

「どこの国がお勧めですか?」
「どんなものがお土産にいいですか?」
「海外旅行には何を持っていけば?」
「おすすめのレストランは?」

旅のプロだったころよく聞かれました。でも

「何がきっかけでそこへ?」

と訊かれたことはありませんでした。

友人に誘われたり、家族一緒に行先を考えたり、一人で放浪したくなったり、旅のきっかけは人それぞれ。でもそこへ行くと決めたのは、何かが貴方の脳内にイメージが残っていて、それ故に旅の行き先を決めたのではないでしょうか?

あ、これは自己紹介のページでしたね。

私はコロナ禍で30年近く勤めていた旅行会社(私の主な仕事はツアーの企画/手配/添乗で、航空機/ホテル/観光/クルーズ/レンタカー/語学留学など様々な業務)が廃業となり、50代にして世間の荒波に放り出されました。

なのでしばらくは長年勤めあげた分の休暇としてのんびりと過ごしてきました。できるならサラリーマンはもうしたくない…。自分の時間を大切に生きたい、それが本音でした。そして今なら時間がたっぷりある。(たっぷりな)お金はないけど・・・

何もしない無駄な毎日が過ぎていき、今日を終わらせるだけの無気力な自分を何とかしなければ!自分が今一番したいことは何?と考えた時、答えは「旅」でした。

ではそもそも「旅とは?」

google検索したとき、「旅」を検索してnoteに出会いました。長年旅行業に居ながら、そこから離れてみた時、人にとっての「旅」のひとつの意味がおぼろげに見えてきたのです。

そこで見つけた言葉は

「旅は五感全てを使って味わうもの」

確かに国内旅行でもできないことはない。でも海外旅行には言葉/文化/習慣の壁があり、それらから良くも悪くも刺激をもらう。迷路のような街や言葉の通じない場面では孤独感を味わい、雄大な景色に感情のタガが外れ解放される。まるでアドレナリンが体中を全速力で駆け巡るような忘れられない体験、それが旅。

旅の接客をして、たくさんのお客様の旅のきっかけを聴く機会があった。皆憧れの地への話をするときの表情は輝いているし、そこへ行くために、またそこへ着いてから最大限に自分の願いを叶えようとする。私は長年その手伝いをしてきたのだ。

因みに私が仕事に旅行業を選んだ理由、それは

「射手座だったから」

ね?怪しいでしょ?子供のころに読んだ星占いの本に射手座は「旅する」星座(特に外国)と書かれていたのを鵜呑みにしたんです。30年近く悲喜こもごもでしたがある意味充実した年月でした。

また脱線・・

これから私がnoteに書いていくことは、私自身の旅の知識や経験というよりは、私自身にインスピレーションをくれた本、映画、ドラマ、ドキュメンタリー、画家、歌を巡る(オタクな)旅がメインになると思います。なにせオタクな場所なので、知らない人にとってはただの建物、道、畑ですから(汗

ここまで期待して読んでくれた皆さま、ごめんなさい。

もちろんネタがなくなったら(超)有名観光地の話を書くかもしれませんし、旅に関する色んなこと、いやとにかく書いてみないとわからない・・・

いずれにしてもこのnoteが誰かの目に触れ、そして誰かの旅のきっかけになったらと願っています。

さあ、未来の旅に繋がる種(行きたい場所)を蒔いていこう。

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ピョル/旅のインスピレーション・クリエーター
ありがとうございます。いただいたサポートは全額次回の旅費(笑)に使わさせていただきます。