とりのこ

コーヒーと本と公園と旅が好き。フリーランスの仕事人。ここでは仕事の時とは違う自分を見つ…

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コーヒーと本と公園と旅が好き。フリーランスの仕事人。ここでは仕事の時とは違う自分を見つけたい。

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不安という名のトンネルから抜けた日【小説】

コロナ禍で先行きが不安な日々を過ごしながら、ふと思い出した。こういう事、前にもあった。今ある不安をそっと抱きしめよう。私もあなたも大丈夫。40歳手前の就活と、パリ一人旅。トンネルから抜け出した私のストーリー。明けない夜なんて無い。 スマホがメール着信を告げる。嫌な予感がする。 ああ、やっぱり。 また、キャンセルになった。コロナの影響で、フリーの研修トレーナーである私は大打撃を受けている。音楽、演劇、スポーツクラブ。フリーランスで今回ダメージを受けている業界は色々あるが、

    • 1年ぶりに自分の勉強のために週末を使います。気合いを入れるためのモーニング。 しかし、たまに都心で外食すると、値段が高くてほんとにひく。すぐ隣りで同じもの食べてる観光客らしき外人さんにとっては、極めてリーズナブルな価格なんだろうな、と思うと複雑。

      • 久々の癒し時間。

        夏からずっと仕事がたてこんで、ふと、何のためにやってるんだっけとわからなくなるほど、走り続けました。 で、ようやっと、抜け出す兆しが見えてきて、数ヶ月ぶりに馴染みのエステサロンへGo。 あー、やっぱりいいよな。 目の下のくまが少し薄くなった気がするよ。 お気に入りの店で、久々のランチ。 食後に、これまたお気に入りの店でコーヒーを飲む。あぁ、こういうカップでコーヒーをゆっくり頂くの本当に久々だわ。 ネットで調べて、急遽マッサージも予約。これが大当たり。ベッドで身体を投げ

        • 久々の再会で自分を知る

          立て続けに、しばらく会っていなかった友人に会った。私には、ちょくちょく連絡をとる友人はほとんどいないのだが、数年に1回は必ず会いたくなる人が何人かいる。 友人にはそれぞれ、この数年でそれぞれの歩みがある。それを聞いて、へぇ、すごいなぁ、と思ったり、そんな世界があるんだな、って思ったり。 相手が同業だと、どこかで自分と比べてしまう悪い癖がある私なのだが、友人だとそういう事は関係なく、「へぇ」と純粋によろこんだり驚いたりできる。そういう相手は実は貴重だな、と思う。 そして自

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        不安という名のトンネルから抜けた日【小説】

        • 1年ぶりに自分の勉強のために週末を使います。気合いを入れるためのモーニング。 しかし、たまに都心で外食すると、値段が高くてほんとにひく。すぐ隣りで同じもの食べてる観光客らしき外人さんにとっては、極めてリーズナブルな価格なんだろうな、と思うと複雑。

        • 久々の癒し時間。

        • 久々の再会で自分を知る

          人生とご褒美について。

          先週、壮大なリフレッシュをした(それについては、またいつか)。 他人から見ると、私には何の悩みも無く、好きな事ばかりして生きている人間に見えるらしい。 が、実際には、時々軽々しく口にしてしまい、相手がちょっと引いてしまうような、やや重ためのバックグラウンドを持つ私の人生には、少しずつじわじわと、自分を押し潰していくようなストレスが常にある。だからこれを解消するというか、これでプラマイゼロだよね、と、自分を納得させるようなご褒美が必要になるのだ。 とにかく、私は、約5年ぶり

          人生とご褒美について。

          スーパーの花が好き。

          家にお花を飾れる生活がずっと夢だった。 お花が似合う家という意味ではなく、毎日の生活にお花を絶やさない、という心持ちが、なんかステキだな、と思ったのだ。 今の住まいに引越して1年と少しになるが、実はこのお花生活は何とか続いている。最初は途切れ途切れだったが、ここ数ヶ月は切らした事がない。 実はこれは、近所のスーパーのおかげなのだ。 スーパーのお花がお手頃なのは知っていたが、以前はそれを買おうとする発想が無かった。スーパーの花って、値段は安いけど、正直オシャレじゃないのですよ

          スーパーの花が好き。

          ギリギリ間に合いました。

          今年は秋が無かったとか言われている。つまり紅葉の時期が読みにくかったという事だ。それでなくとも、私はこの時期毎年仕事でバタバタしていて、紅葉には縁遠い。毎年、TVで日光の紅葉を観るだけだ。 が、今日。家で仕事している時、ふと思いついてカーテンを大きく開けてみた。そうしたら、窓から見える風景の変化に気づいたのだ。 遠くに見える公園の緑が何やら色付いている。黄色や赤く、こんもりした塊が点々と見える。 おぉ、近所にも紅葉あるじゃないか。 となれば、いざ、公園へGo。 夕方の公

          ギリギリ間に合いました。

          大阪はやっぱり元気をくれた。

          久々の大阪出張。 東京育ちの私にとって、あまり縁がないとは言え、仕事ではなんだかんだで呼ばれる事が多いのが大阪。 5類になって初めての新幹線で、品川駅の人の多さにも驚いた。 到着は19時過ぎ。大阪駅からホテルまで、キャリケースをガラガラ引いて歩く。知らない街の風景はなんだか不思議。同じ都会でも、大阪のそれは、やっぱり独特の風景。 ホテルの近くに、居酒屋の並ぶ通りがあり、折角だからと張り切って店探しを始めたが、うーん、やっぱり入りにくい。女性1人ってのもあるんだけど、どの

          大阪はやっぱり元気をくれた。

          今夜は鍋にしよう、と思ったわけ。

          先月は、急に体調崩してしまい、仕事に穴をあけてしまった後は、出張続き。国内はもとより、海外出張まで入り、コロナ禍以降、初の海外が仕事だったという珍事。 帰国して、また国内出張。なんだか働き盛りのバリバリのサラリーマンのような気分だ。実際は体力の低下と、肌の衰えが気になる、アラフィー女性なんだが。 国として、決して豊かではないんだけど、人の活力を感じる国。その内日本は追いつかれて追い越されるのかな、と漠然と思う。 国境を超えて仕事をしたいと思うようになったのは実は最近。日

          今夜は鍋にしよう、と思ったわけ。

          さりげなく生きるって難しい。

          体調を崩した。 仕事に穴をあけてしまったのは、何年振りだろう。体調管理も仕事のうちだと自覚しているが、今回は、身体が悲鳴をあげたというか、「おいおい、頑張りすぎだよ、おまえ」と、身体が言ってくれた感じ。 実家の母の具合が悪くなったため、定期的に手伝いをしていたのだが、ちょうど仕事も繁忙期。最近、ノってきたので、こちらは絶対手を抜かない。で、身体も鍛えたい。家の事もやりたい。なんてスケジュールに隙間なく予定を入れて、ほぼ100%の達成率だったのに(こういう感覚がそもそもイカン

          さりげなく生きるって難しい。

          4年ぶりの海外旅行を取りやめた。

          80歳近い母が怪我をして1ヶ月。料理をしに行ったり何なりで、こちらもまあまあ巻き込まれているが、そんな生活にも慣れつつある。 夏から秋は仕事が忙しいシーズンでもある。そんな中、どうしてもコロナ以来の海外旅行がしたかった。春からスケジュールをブロックし、ツアーの申し込みもしてあった。が、20%のキャンセル料を払い、キャンセルした。本当なら、今週は、4年ぶりの海外一人旅を満喫しているはずだった。 迷わなかったわけじゃない。でも、それよりも「今はこっち」と自分の勘が働いた。結果

          4年ぶりの海外旅行を取りやめた。

          小説を読んだら紅茶が飲みたくなった。

          フリーランスの私にとっては、特に「夏休み」という概念は無い。でも、今週はお盆で企業が休みになるせいか仕事が無く、しかも外は暑いので、家で掃除したり料理したり、近所のジムに行ったり、家でできる仕事の作業等をして過ごしている。 そんな穏やかな生活で、結果的にリフレッシュできたせいか、久々に本を読もうと思い立った。仕事に関する本は、必要に迫られて毎月何かしら読むが、そうではなく、小説を読みたい。それも何かの気休めに隙間時間で読むのではなく、さぁ読むぞ、と読書そのものを目的とする読

          小説を読んだら紅茶が飲みたくなった。

          出張の隙間旅にて。

          5類になって、出張が増えた。 コロナ前のように、ちょっとだけ早のりして、束の間の旅気分を味わう。 今回は、横浜。 いざ、中華街! 狙いは、以前から気になっていた、チャイニーズアフターヌーンティー。横浜に出張が入る事が決まってすぐ、チェックしてあったのだ。 頑張って中国茶を4杯飲む。名前と中身が一致しないので、好みの味に出会えたり出会えなかったり。ネーミングが美しい程、意外に無骨な味だったりして、中国茶、なかなかあなどれず。 隣の席のお客さんが飲んでいたアイスティーは、

          出張の隙間旅にて。

          最近、やったこと、感じたこと。

          今週から仕事が忙しくなる。 この1ヶ月、仕事がヒマだったので、色々考えたり、好きな事をして過ごしてました。 1ヶ月の中でやったことやら感じたことやら。 ・公園をたくさん散歩した。 ・美味しいご飯屋さんへ行った。 ・結構料理した。 ・お皿も買った。 ・お花を楽しんだ。 ・つまりお家ライフ最高! ・芸術を満喫。 ・旅をした。 ・友人と再会。 ・仕事がらみのセミナーに色々参加した。 ・わたしは自分の仕事好きなんだなぁ。 ・この10年、いくつかのコミュニティに支えられていた。 ・

          最近、やったこと、感じたこと。

          まだ見ぬ世界へ再び。

          会社員だった10年以上前、憧れていた生活があった。 それは、フリーランスという生き方。 仕事の関係者で、フリーランスで働く売れっ子の方がいて、毎年同じ時期に約1か月海外で過ごしていた。「そっか、またこの時期かー。仕事お願いできないんだ、困ったなぁ」なんて同僚と話しつつ、「ほんとに羨ましいよね」と、ため息と共に呟いた。1か月不在でも、仕事が途切れない。この人に仕事をお願いしたいから、その時期を避けて依頼する。実力のある人だけが実現できる世界だ。 その後私が会社員を辞めて、コ

          まだ見ぬ世界へ再び。

          歳を重ねて視界が広がった。

          また年齢ネタです。はい。 最近、血圧が高い事に気付き、食生活を見直す事にした。うちは仕事と夫婦二人というライフスタイルのせいで、外食が圧倒的に多い。かつ、私よりも夫の方が身体が大きいのに、彼の嗜好に合わせた店のチョイスをしていた事もあり、50を迎えた私にその影響がジワリとやってきたわけだ。 情報収集の手段としてネットは便利だ。血圧を下げる手段はあらゆる角度から提供される。明らかに商品を売ろうとするサイトから、お医者さんが病院のサイトで書いているもの、一般の個人の体験談等。

          歳を重ねて視界が広がった。