どんどん変わっていくリーダーシップ理論⁉️〜リーダーシップの歴史2〜 《書評「これからのリーダーシップ」から》
みなさん、こんにちは☀
舘野ゼミ4期生のゆなです^_^
8月ももう後半、そろそろ9月がやってきますね♪
9月には、お月見、運動会などイベントごとが様々ありますね~!
イベントといえば…舘野ゼミでは9/1(金)と9/2(土)の2日間に渡り「た展」を開催いたします!
私たち4期生は、た展1日目である9/1(金)に5つのチームに分かれ、楽しくリーダーシップを学べるワークショップを行います👏
まだまだ参加者募集中なので、舘野ゼミがどのようなところか気になる方、自分のリーダーシップを知りたい方など、ぜひぜひいらしてください☆彡
1.はじめに
さて、今回は堀尾志保氏、舘野泰一先生著の「これからのリーダーシップ」第1部第1章4,5,6の内容をレポートしていきます✨
ぜひ前回投稿の『「知らないと損!!~リーダーシップの歴史~」《第1部第1章1,2,3》』をご覧になってからこちらの記事をお読みください📚
2.移り変わりの激しいリーダーシップ理論
リーダーシップ理論と一言で言っても、その中にはたくさんの種類がありますΣ(・□・;)
この本では、リーダーシップ理論の変遷を「着目すること」の違いに分けて説明されています。
今回は「状況」、「交換関係」、「変革」の3つに着目して、リーダーシップ理論の変遷をご紹介します!
「状況」に着目したとき
・コンティンジェンシー理論(1967,1971)
・パス・ゴール理論(1974)
・シチュエーショナル・リーダーシップ理論(1977)
・リーダーシップ代替論(1978)
以上4つが代表的な理論として挙げられます。
これらに共通することは、主体があくまでもリーダー個人のみであることです🕺
ここで論じられてきたのは、リーダー側→メンバー側へ向けた一方通行の働きかけだけでした。
ですが、リーダーシップというのはリーダーに従うメンバーがいてこそ成り立つものです☝️
一方向だけの働きかけでは不十分なのです。
「交換関係」に着目したとき
・信頼蓄積理論(1974,1978)
・LMX理論(1995)
以上2つが代表的な理論として挙げられます。
ここでは、リーダーからの提案に対してメンバーが従い、その対価としてリーダーがメンバーに向けて物理的・心理的な報酬を与えることが前提になっています🎁
「交換関係」に着目した理論は、小規模のグループに対して、決められたことを決められたやり方で行う、ただただ作業を実行していく場合には有効的に作用します。
しかし、激変する経営環境のもとでは、組織レベルの変革の推進、大勢のメンバーの意識改革がもとめられます🙆♀️
そのため、小規模で有効に機能する交換理論に基づくリーダーシップだけでは十分ではありません。
「変革」に着目したとき
・ビジョナリー・リーダーシップ(1985)
・カリスマ型リーダーシップ(1987)
・変革型リーダーシップ(1990)
以上3つが代表的な理論として挙げられます。
変革型リーダーシップ理論では、交換型リーダーシップと比較すると「リーダーが極めて高次の変革を目指すこと」、「象徴的なメッセージを多様すること」、「メンバーからの高い意欲や献身を求めること」などが挙げられます。
このようなリーダーシップを発揮することができれば、きっと厳しい環境に置かれたとしても周りの人々を巻き込みそしてそれぞれの力を引き出しながら物事を進めていくことができるでしょう👩💻
前回に続き、リーダーシップ理論にはどのようなものがあるのかやその効果についてレポートしてきましたが、理論を知ったからすぐに実行できるという人はほとんどいないのではないでしょうか(*¨*)?
そこで、理論を把握した上でリーダーがどのようなプロセスで成長を遂げるのか、より新しい理論に触れながら次回以降紹介していきます!
3.おわりに
今回は「これからのリーダーシップ」第1部第1章4,5,6の内容についてレポートさせていただきました。
次回はついに第2章に突入します😳
どうしたらリーダーシップが身につくの?というみなさんがかなり気になっているのではないかなというパートに入っていきますので、ぜひご覧ください♪