水族館で生まれる「感情パラドックス」とは?〜サンシャイン水族館×舘野ゼミコラボ🐳〜
みなさんこんにちは!🐈舘野ゼミ3期生のまりなです。
今までこのように記事を書く経験がなく、文章力に自信がないのですが頑張って書いてみました!
たまきの素敵なグラフィックと共に楽しめる内容となっておりますので是非最後までご覧ください!😽🤍
1. はじめに
現在、舘野ゼミではサンシャイン水族館とコラボし感情パラドックスに着目して「新たな水族館の使い方」の考案に取り組んでいます!🐳
前回みのりが書いてくれた記事で、どのようなことに取り組んでいるのかがより詳しく分かるので、まだお読みになっていない方は是非読んでみてくださいね👀
今回は、そんなサンシャインコラボのプラン作成初期段階で考えたことを中心に綴っていきます。
2. 水族館見学で得た感情
コラボプロジェクトが始動した際に水族館見学を行ったのですが、私たちのグループが感じたことが「なにか他のものも欲しい…」というものでした。
楽しいはずの水族館見学で、どうして「他のものも欲しい」と感じたのか?
次から、なぜ私たちがこのような感情を抱いたのかについて説明していきます。
2.1. 水族館のイメージ
突然ですが、皆さんは水族館に対してどのようなイメージを抱いていますか?
友達とワイワイ楽しみに行く、恋人と綺麗な水槽を見に行く、子供たちを連れてイルカショーや可愛いペンギンたちを見て楽しむ…
まさに、「遊園地」のように楽しめるレジャー施設としての水族館を想像するのではないでしょうか?
2.2.実際の中身は美術館に近い
しかし、実際に水族館に訪れてみるとどうでしょうか。
薄暗い室内空間で優雅に泳ぐ魚たちを見て癒される、一緒に訪れた友人と感想を共有しながら水槽を見て回る…。
遊園地で得られるような楽しさや子供に戻ったようなワクワクする体験というよりも、ゆったり作品を見たり感想を共有しながら見て回る「美術館」に近いような体験を得ているのです。
私たちは、このようにして、水族館に対して抱く「イメージ」と実際水族館に訪れた際に得られる「体験」のギャップに着目しました。
2.3. 能動的な楽しさと受動的な楽しさ
では、ギャップの原因となるものは何なのでしょう。
私たちは、能動的に楽しむものと受動的に楽しめるものの違いだと捉えました。
遊園地を例に考えてみます。
スリル満載のジェットコースターにヒヤヒヤしながら進むお化け屋敷。
アトラクションに乗るだけで楽しめる、まさに受動的な楽しさを得ていると言えます。
対して、水族館はどうでしょうか?
自分たちで水槽を見て回りながら「あのヘンな魚面白くない!?」「あの魚たち〇〇してるよ〜!」など、自分たちで面白さや楽しさを見出さなければなりません。
これは能動的に楽しさを得ていると言えるのではないでしょうか。
このように、受動的に楽しさを得る遊園地と、能動的に楽しさを得ている水族館では楽しさを得るまでの仕組みが異なります。
受動的に楽しさを得ることができる遊園地では、アトラクションの違いなどで一定の変化が存在しますが、美術館や水族館では最初から最後まで、一貫して「鑑賞する」という行為が続いています。
そのため、体験自体が安定化してしまい、何か変化を欲する気持ちが発生しやすいとも言えるのではないかと考えました。
みなさんもずっと安定している毎日を過ごしていると、変化が欲しかったり新しいことに挑戦してみたくなったことがあるのではないでしょうか?
私たちは、以上の事柄が絡み合って、「他のものも欲しい」という感情に繋がるのではないかと考えました。
3. 水族館で見つけた感情パラドックス
今回のテーマでもある、感情パラドックス。
感情パラドックスとは、簡単に言うと「AもしたいのにBもしたい!」と矛盾する感情のことです。
(感情パラドックスについてもっと知りたい!という方はこちらのnoteをご覧ください🙆♀️)
それでは、私たちの班はどんな感情パラドックスが出てきたのでしょうか?
3.1. 癒されたいけど刺激が欲しい
私たちが見出した感情パラドックスは、「癒されたいけど刺激が欲しい」というものでした。
水族館の落ち着いた空間、綺麗な水槽をみて癒されたいけど、癒されてるだけだと変化がないからドキドキハラハラするような刺激も欲しい…。
わがままだなーと思うかもしれませんが、そんなわがままを解決しちゃうのが今回のプロジェクトの醍醐味です。
サンシャイン水族館コラボプロジェクト後半では、こんな感情パラドックスを解決するような水族館の新たな使い方を模索していきます。
私たちの班は、「癒しと刺激の両立」。
一体どんなプランが出来上がるのか、お楽しみに…🎶
4. 私にとっての3期生
これまでサンシャイン水族館とのコラボ企画について綴ってきましたが、最後に舘野ゼミの普段の雰囲気をお伝えしたいと思い、個性豊かな3期生の魅力について少し語って終わりにしようと思います。
3期生を一言で表すとすると「自由」一択です👀笑
みんなで話したい気分の時には教室全体がワイワイしてるし、個人で作業したいってなった時には一瞬で静かすぎる空間が生まれます。見てて楽しい^^笑
楽しむことも大好きだけど、何かに取り組む時には全力で、質の高いものを生み出してしまうのが凄いな〜〜と尊敬しています。
そんな3期生は、私にとって新鮮味もあるけど実家のような安心感もある、ちょっと不思議な存在です。
新鮮味というのは、新しいものを取り込んでいる感覚があるということです。ゼミ生全員がサードプレイスを持っていて、似ている人がいないと言うか。ゼミ以外のことにも熱心に取り組んでいるみんなが集まり、さまざまな方向性からの考え方や経験を共有します。だからこそ、ゼミのたびに好奇心が湧いてくるようなワクワクがあります。
でも、新鮮味があるだけではなく、安心感がすんごいです。ゼミ生はどんな内容でも話したり聞いたりするのがとーっても得意で、それまで誰にも話したことがなかった悩みや疑問を打ち明けたこともたくさんあります。すぐに解決できるわけでもない悩みに対しても真摯に向き合ってくれて話を聞いてくれたり、ゼミ生自身の考え方を教えてくれたりします😌
毎回私に新たな考え方をくれるキラキラなみんなだけど、お母さんのような包容力もあるみんなが本当に大好きだし素敵な人達が集まった舘野ゼミで活動できることが幸せです。
5.さいごに
今回は、サンシャイン水族館コラボプロジェクトの初期段階で考えたこと、私にとっての3期生について綴ってきました。
私にとっては初めてのnote投稿でしたが、いかがだったでしょうか?
少しでも楽しんで読んでいただけていたら嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました!
次回の投稿もお楽しみに🔅
文: 立教大学経営学部国際経営学科3年 髙橋まりな
絵: 立教大学経営学部経営学科3年 山口瑶生