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筆記テストで深まる理解!~個人研究への下準備~

みなさん、こんにちは👋
舘野ゼミ4期生のゆなです!

5期生採用のためのリクルート期間が終了し、ひと段落…
なんて、4期生落ち着いている場合ではありません。

約2か月後の1月中旬にはもう個人研究の発表の場である冬季た展が控えています…!

ということで今回は
10月後半に行われた、個人研究テーマを深めるための第一歩となった授業についてレポートしていきます✏️



はじめに

こちらの記事では、た展で舘野ゼミ生がそれぞれ何を発表したいかという個人研究テーマについて中心に書いていくため、ぜひそれらが詳しく説明されている『舘野ゼミ生の集大成!「た展」と「個人研究」とは!?』もあわせてご覧ください❕
↓ ↓ ↓ ↓


本格的な筆記テスト…!

私たち舘野ゼミ生は、パラドックス思考を用いてそれぞれの好きなことや関心ごとについて研究テーマを設定します。
ということは、研究テーマを設定するうえでパラドックス思考を理解していなければならないのです☝

そこで…
2期生の先輩特製!パラドックス思考確認”筆記”テスト
が行われました😳

ゼミという研究や発表や議論を行う場での、知識を問う筆記テストというのも面白いですね🤭
事前に軽くアナウンスがされていましたが、想像より本格的なテストでした…´ට ̫ ට ;
(まるで検定試験のようで、教室に緊張感が漂っていました💦)

座席表がまるで検定試験のようでした…!
「パラドックス思考」確認テスト問題用紙

中学高校の定期テストを思い出していただければわかりやすいと思いますが、
「うわ、そんなのあったな〜」と思いながら学習したことを振り返られるのはテストの大きな醍醐味といえます。
「わかってたのに!」と思うような悔しさを経験することで、学びが確かなものとなります🙌

このテストを受験したことで、「パラドックス思考」の全体的な内容に対する理解がより深まりました👍

なぜ「パラドックス思考」を使うの?

舘野ゼミ生はパラドックス思考を用いてそれぞれの好きなことや関心ごとについて研究テーマを設定すると前述しましたが、
そもそもなぜ研究テーマにパラドックス思考を用いるのでしょうか?

なぜなら、パラドックスは創造の起点になりうるからです。

「矛盾」や「悩み」を抱えることは、人間の中のネガティブな感情と向き合うということです。
そのネガティブな感情には、必ずビジョン欲求捨てるには惜しい感情が潜んでいます。
それらの潜んでいるものは問題の本質であり、本質に気づくことで良い問いが立てられます!

したがって、「人間の不合理な矛盾」を認めて人間と社会との矛盾に気づくことで「創造的な問い」を設定できるのです。


”問い”を立てるにも大前提がある

一言に「問いを立てる」と言っても、そこには基本となる前提があります。

それは、自分の好きなことや気になることに対して5W2Hので疑問をいくつか出し、「パラドックス思考」第5章で登場したマトリクスに当てはめることです。

マトリクス上で中心付近に来る問いがしっくりくるテーマと言われていますが、はっきりとわかるのはかなり難しいことだそうです。
(実際私は時間内にしっくりくるテーマは見つけられませんでした…🥲‎)

5W2Hの疑問
第5章で紹介されたマトリクス


感情を”深堀り”する

問いに対する感情を深堀りする方法は2つあります!

①プルチックの感情の輪から自分のテーマに沿う感情を洗い出す
②自分の内にあるしたいこと(快)・したくないこと(不快)に注目して、真の感情に迫る

それぞれについて例を用いて説明していきます💁‍♀️

①プルチックの感情の輪から自分のテーマに沿う感情を洗い出す

プルチックの感情の輪は添付の画像にあるように、内・中・外に感情が円状に並んでいます〇
まずは中央の列から感情を選び、そのあと中央の列で選んだ感情の近くから選びます

プルチックの感情の輪

例えば「怖がらずに挑戦する方法とは」という問いを持っていたとしたら、

恐れ・驚き・期待 (中央の列から選んだ感情)
不安・後悔・楽観・攻撃・平穏 (中央の列で選んだ感情の近くから選んだ感情)

と感情を選択することができます。


②自分の内にあるしたいこと(快)・したくないこと(不快)に注目して、真の感情に迫る

問いに関して、したい・なりたいこと(快)としたくない・なりたくないこと(不快)を挙げていきます。

舘野ゼミ2期生りおぴさんの例

そして快と不快に対して、あえて逆の状況を想定します。逆の状況を想定することで、抜けているニーズがないか確かめることができます!逆を考えることで新しい視点に気づくことができるということです💭

あえて逆を考えてみる!

加えて、快と不快を挙げるときに出た案を組み合わせて「不合理だけど、両立する問い」を作成してみることも大切です。

例えば

アンチにボコボコにされたくない(不快)けど、素の自分を堂々と発信する(快)には?
視野を広げながら(快)も、自分の好きなことを追求する(快)には?

というような問いです。

両立の問い

①②のように感情を深堀りすることで、自分の中の感情パラドックスを見つけることができます!手順が少々難しいですが、その分自分らしい、自分だけの研究テーマを見つけて深掘っていくことができるのです💪


おわりに

ここまで読んでいただきありがとうございます!
今回は4期生の個人研究テーマを深めた回の振り返りについてレポートさせていただきました。
舘野ゼミ生が何を軸としてどのように研究テーマを考えているか、知ることができたのではないでしょうか…!🥹
次回4期生の記事では、プレイフルなハロウィンセッションについてのレポートをお届けします🎃
ぜひご覧ください☆彡

文:
立教大学経営学部経営学科2年 伊藤有那

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