苦悩のキャプテン時代:連載「高校生のとき、がんばっていたことは?」第19回
初めまして!
経営学部2年の鈴木理子と申します!(^ ^)
今回の連載のテーマである「高校時代頑張ったこと!」と聞いて、私が真っ先に思い浮かぶのは、バスケ部時代です。
私は、某女子校に6年間通っていました。規律は厳しくもありましたが、日々おかしな人々に囲まれながら、6年間を楽しく過ごしました。このように、楽しいJKライフを送っていた私ですが、そんな私を唯一悩ませ、本気にさせたものが「部活」でした。
部活中は、わりかしお嬢様な女子校の体育館とは思えない程の怒号が響きわたり、汗と涙は体育館の床に滴っていました。(多分)
この鬼のような環境に私が飛び込んでしまったのは、仮入部で優しくしてくださった先輩の存在があります。ルンルンでバスケ部に入った私の、組織参入後のギャップは皆さんの想像通り、非常に大きいものでした(涙)。仮入部で優しかった先輩はすでに居らず、入部当初からガチガチの体育会系でした。
しかし、このような状況下の中で、12歳の私は厳しい練習に食らいつき、初心者ながらに夏前には学年のキャプテンになりました。この時から、私の壮絶なリーダー苦悩事件は幕をあけたのでした。。。
苦悩のキャプテン時代幕開け
全てを書いてしまうと長編の小説になってしまうので、今回は苦悩の日々の結果、「私がバスケ部のキャプテンとして何を学んだのか」について、大きく分けて3つ書きたいと思います。
「プラスαの行動の大事さ」「独りよがりは危険」「自分の頑張りを認める大切さ」
まず1つめの、「プラスαの行動の大事さ」とは、私が部活動全体のキャプテンになって気がついたことです。キャプテン業務は沢山ありますが、それらを通して私が感じたのは、キャプテンとは「要は:プラスαの行動をすべきだ」ということ。
何十往復のダッシュで疲れている時も、キャプテンは部員の様子に目を配り、モチベーションを高めるような声をかける必要があります。
このようなプラスαの行動1つ1つこそ、リーダーが取るべきものだと私は考えたのです。
次なるトークテーマは、「独りよがりは危険」ということです。キャプテンとは、時に厳しいことを言って、嫌われ役を勤め、人一倍プレーも業務もこなさなくてはならない存在だと思います。
そのような日々の中で、同学年のメンバーとのすれ違いも起きてくると思います。
私は「自分はこんなにも身を削って、頑張っているのに、周りは。。。」などと考え、1人で落ち込んでしまうことが多々ありましたが、
結論から言うと、このような「独りよがり」な悲しみや嘆きは全く意味をなさないのです。結局のところ、チーム内で腹を割って話さないと、相手への不満がどんどんたまり、溝が深まり仕事は増えるばかりです。
どのような状況下にあっても、「共に活動するチームメイトへの感謝」と「自分の本音を伝える」という行為は必要なのです。
最後に私が皆さんにお伝えしたいのは、「自分の頑張りを認める大切さ」です。私は自分の頑張りを自分で認める、ということが中々出来ませんでした。
それは「他人の評価が絶対、コーチや監督に怒られないことが頑張った証拠」だと思い込んでいたからです。このような認識のズレは、後々自分を苦しめることとなります。
成長とは「他人の評価に依存したものではなく、自分自身で認識するものだ」と、卒業して大学生になってから気が付いたことでした。
今では、「自分の成長に日々目を配り、認めてあげる」という行為もリーダーとして必要なことだと考えているのです。
最後に
私は、6年間の部活人生を通して、人や自分の感情と沢山向き合ってきました。辛くて投げ出したい時も沢山ありましたが、今はこの経験が自分の糧となった!と胸を張って言えます。全国の部活を頑張る中高生!頑張れ!
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