備忘録-術前検査(PCR・CT)-
あれよあれよという間に11月半ば。入院の5日前までの間で今はPCR検査が必須となっているそうだ。今年2020年、ご時世柄というのをひしひしと感じる。
なんとなくもう手術までそんなに日がないのか・・・と。ここまでくるともう一思いに早くやるならやってくれとヤケクソな気持ちになってくる。
◆術前検査◆
今回は、
・PCR検査
・CT(肺あたり)
が検査項目。コロナが流行る前ならばこのようなことはなかったのか・・・?と思いつつ。
【PCR検査】はのどの奥、鼻の奥の粘膜から細胞をとるというもの。
検査をする看護師さんはもちろん防護服。ビニールシート?で囲われたスペースにパイプいすがあり、そのスペース内で行う。1m×1mぐらいな、わずかなスペースである。
のどはまあよかった・・・鼻の奥を細長い柔らかい綿棒で3回ほどグリグリとする。まあ痛かった。自然と背中がのけ反る。
看護師さんは悪くないが敵なのではと錯覚する。
*ちなみに翌日朝出社前に化粧をしている時には鼻血がツーーーと垂れてきた。
【CT】はコロナ対策の一環として肺機能検査という意味なのか?と思っているが、詳細は不明。(特に先生に質問もしなかったので。)
・PCR検査
・CT
⇒約5,600円
*ちなみに、コロナ陽性だった場合は24時間で結果が出るため翌日には連絡がいく。陰性ならば連絡はないので、入院予定日に合わせて準備を進めておいて、とのこと。
入院説明についても簡易なもので、目新しい情報があったわけではない。
荷物については別記事で。
◆仕事◆
仕事に関しては事務系の仕事をしているが、10月半ばから徐々に引継ぎなどを少しずつしていた。数人規模の部署ではあるが、男性上司も深くは聞かずと理解はしてくれている。早めに直してきな、と。
女性の上司も、自身の(違う病気の)手術経験話や、意外と人間ドックで病気が判明することも多いなど、お医者さんが言うなら早めに直してきた方が良い、仕事は一旦大丈夫だから等、理解と配慮をいただきとてもありがたかったもの。
転職してそれほど年数が経っていない、わりと新人のような立場なのでそんなに仕事も多くない・・・といえば多くはない。けれども、半月ほど穴をあけるとなれば上司たちへ負担がかかるのも事実。それをわかっていても理解と配慮をしてくれたことには正直に感謝である。
このようなことが他の社員に起こったとなれば、この恩を忘れてはいけないな~・・・なんて思った。
*
これが現職での環境だからとても幸いであった。
前職(教育・福祉関係/シフト制)であれば、1年中常に人手不足。求人をかけても応募はほぼ無し、連絡があっても連絡無し・採用には至らない人、と踏んだり蹴ったり。
休みを取るのも当日病欠など考えられない。
シフトに穴が開く。
なるべく穴をあけないように1日の休みであっても、事前に休む日を決めて代わりにシフトに入ってもらう人に依頼をする。(シフトを組むのも自分の仕事だけど)
1日休むだけでもこの状態なのに半月不在など恐ろしい・・・。
そもそも土日に会議・研修・メール・ラインがポンポン入ってくるのだから代休消化が優先、有給消化などさらに計画的に入れていかないと気づいたら14連勤等ザラ。(もっと働いている社畜様は早くお休みを・・・)
なるべくそうならないようにしてはいたし、この環境の中ではわりと効率的に休みを取っていた。
陰であんなに休み多くていいよね…と限られた一部の職員が言っていたそうだが、そんなのは知りません。その人にはその人の都合があるし、多いと言ってもその限られた一部の職員よりも有給日数は少ないし、会社の規定休日はそもそも90日あるかないかなのだから!
こんな状態の前職、人間関係や勤務体系、低賃金等も相まって、常に人手はカツカツ、余裕を持たせたシフトなど作れない。そんな資金もない。限られた一部の職員からは陰で嫌味を言っている。(そんな姿が容易に想像できる。)
考えただけでも頭を抱え、深いため息をついてしまう。
そんな環境から抜け出せたのだから、なんと幸いなことか。
今の環境に感謝である。
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