北九州未来会議プラス レポート①【北九州アートシティ】
昨日は、「北九州未来会議プラス」として、少人数、地域で活躍される方とのトークイベントを開催させていただきました。今回はまた広い分野の方と出会いました。
テーマは「アート」。
貴重な機会となりました。
こんなことを写真家の木寺 一路 さん、日本舞踊家の花柳 多智雛さんとお話ししました。
その一端を。
アートは僕らを幸せにする。そして本能である。
非日常のアートも、日常に埋め込まれたアートも共に大切です。
アート人を優しくします。
そして経済も支えます。
ロンドン時代、主な美術館がすべてタダ、オペラやバレエも連日やっていて7ポンドから席があり、花を愛でるティーンエイジャーが多いことに度肝を抜かれました。
日本こそ、日本舞踊はじめ、いろんなアートの宝庫。
それをもっと活かした街づくりをしたい、そんなことを改めて痛感します。
フィンランドでは、「建築物の予算の1%は装飾の予算にかけなかればならない」というルールがあると聞いた。エレベータのボタンや、ドアにちょっとした素敵なアートが施されています。
街中にさりげないアートがあふれることの豊かさ、愉しさを感じていました。
北九州には、ディープでカオスな要素がたくさんあります。
そんな街こそ面白いのです。
新しく建てるより、古いものを活かし、価値を高めていくことの方が、「知的でおしゃれ」だと思いませんか?
お金や数字で表せない、そういう価値をどこまで見える化できるか。
きっとできます。
別府では人口の1%をアーティストにしようという動きもあるようです。
アートは新しい人を呼び込みます。その人たちが新しいアートを生み出します。
そして異業種との掛け合わせでイノベーションを生みます。
とがった小中一貫校をつくって「アート」に特化した人材を日本中、世界中から集めるというチャレンジも面白いかもしれません。
と、ごく一部ですが、また詳細はレポートしますね。
アートを起点としてまちづくり、未来の大切なファクターと再認識しました。
まさに、右脳と左脳がフル稼働のひとときでした。
ご参加いただいたみなさま、そして開催準備、当日サポートいただいた温かい皆様、ありがとうございました。
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