89_御殿場プレミアムアウトレットからの新倉山浅間公園 その２「浅間公園編」
次の目的地は「新倉山浅間公園」（あらくらやませんげんこうえん）だ。今は桜の時期でも紅葉の時期でもないので、駐車場も何とか停めることが出来るんじゃないかと思ったわけだ。ナビを「新倉富士浅間神社 駐車場」にセットし出発。東富士五湖道路の須走I.C.から一般道で山中湖に向かう。山道をおりてくると山中湖に突き当たる。山中湖も混んでいる。家族連れや若者のグループが多いように見える。レストランやお土産屋さんにも入っているようだ。渋滞というほどではないが交通量も多い。湖畔道路を四分の一ほど周回して富士吉田方面に車を走らせる。
富士吉田ではお祭りの街中に突入してしまった。「ハタオリマチフェスティバル」という秋祭りなのだそうだ。さらに山梨県内には「浅間神社」という名前の神社がたくさんあるようだ。調べてみると浅間神社というのは富士山を御神体としている神社で、新倉山浅間神社もその一つのようだ。ナビで見ると新倉山浅間公園は新倉山浅間神社の近くにあり、五重塔のバックに富士山が見えるという、いわゆる「映える（バエル）」写真が撮れる場所だ。特に桜、五重塔、富士山という例の写真は世界的に超有名になっている。
御殿場から１時間ちょっと。駐車場までの道は結構狭く駐車場入り口から出口に向かって一方通行になっている。100台くらいは停められるだろうか。桜の季節はこの駐車場までたどり着けないだろう。駐車場からは結構な登り。最初は階段を登って行ったが、途中から階段をやめて横の登山道のような道を登る。少し回り道のようになるが、階段はその段差と歩幅が合わず、坂道もキツイはキツイのだが少しはましか。頑張って頑張って登っていくと新倉山浅間神社が出現。お参りは帰りにして先に公園まで登ることにした。五重塔が見えてきた。あと少しだ。ちょっとした展望デッキのような公園に到着。写真で見た、あの景色が広がっている。富士山に雲はかかっているが、雨も想定していただけに、絶景を見られることに感謝だ。
外国からの観光客も多い。というより日本人の観光客より多いかも。季節が季節なら、この展望デッキは大混乱なのだろう。それよりここまで来れるのか？もしかしたら一方通行でパンダの檻の前のように「立ち止まらないでください！」みたいな状態になるのかもしれない。足がガクガクするほど登ってきたが、この景色が見れるなら仕方ないといったところか。まさに絶景だ。
坂道を浅間神社まで下り、お参りをしてから車に戻る。
137号の長いトンネルを抜けて河口湖畔にでる。せっかくだから河口湖を１周してから帰ろうということになり、少し色づき始めた湖畔道路をドライブした。河口湖大橋を渡り、137号を甲府方面に向かう。だいぶ暗くなってきた。そういえばおなかもすいてきた。どこかで何か食べて帰ろう。昼は海鮮、ご飯ものだったので検討の結果「ナポリの食卓」でピザを食べようということにまとまった。
「ナポリの食卓」も久しぶりだ。入口の機械で予約して待っていると10分ほどして半個室の（ちょっとした洞窟のような）仕切られた席に案内された。一番お手ごろの「ナポリセット」にドリンクバーをつけて「グラタン風スパゲティ」と「トマトリゾット」を注文した。ドリンク類はセルフ。ドリンクをとって席に戻ると早速１回目のバラエティピザが運ばれてきた。おなかが空いていたので来るもの拒まずありがたくいただく。
メインの料理が運ばれてくる前に１ホールくらいのピザは食べたかもしれない。焼きたてのピザが頻繁に運ばれてくるが、食べたいタイミングで食べたい種類のピザが来るとは限らないのはデメリットだ。調子に乗って運ばれてくるピザを片っ端から食べているとメインディッシュが到着した。「グラタン風スパゲティ」は少し細めのスパゲティにクリームソースがかけられている。「トマトリゾット」は酸味も十分感じられて美味しい。食べ放題の店でメインディッシュもバラエティピザもこの水準なら十分満足だ。食事時間の制限もないしね。それでもメインディッシュを食べ終わるころには、閉店間近だったせいかピザが運ばれてくる頻度が極端に減った。あと１枚くらいチーズ系のピザが食べたかったが、残念。おなかいっぱいだ。
こうして食べ歩きのような「御殿場プレミアムアウトレットからの新倉山浅間公園」のドライブ旅行は終了した。