90_SERENA ep15 ~ 3ヶ月後インプレッション ~
納車から約3ヶ月。走行距離は3,200キロをちょっと超えた。
通勤で使ったのは約700キロ。長距離ドライブは9回でトータル約2,500キロ、平均すると280キロ弱で高速道路中心の走行だ。
燃費は往復約47キロの通勤時は平均20km/lを超え、エアコンをあまり使わなくなった9月後半からは24km/lを超えることもあった。高速中心の長距離の移動では平均燃費は16~17km/lという数値になった。想像していたより高速での燃費が伸びない。もっともずっとエアコンかけっぱなしでアップダウンのある高速道路の走行なので、エアコンが必要ないこれからの時期はもう少し燃費は伸びるだろう。というか伸びてほしい。
走りに関しては問題ない。発進時のみならず、高速道路での合流や中間加速でも、e-POWERが重い車体を軽々と運んでくれる。アクセルレスポンスが良くタイムラグもない。アクセルと同時にパワー全開だ。この走りに魅了されてセレナを選んだのは正解だった。通勤の渋滞時ではプロパイロットの追従機能が特に便利だ。先行車が赤信号での止まれば、距離を置いて停まってくれる。前の車が出発したら、ボタンを押すか、アクセルを踏めば追従走行再開。優秀だ。
ハンドル支援のコントロールはイマイチ。狭いながらも車線を広く使って走りたいのでハンドル支援はオフにしている。まだまだ改善の余地があるとは思うが、まぁ仕方ないかな。直進安定性が良いのでオフにしていても安心して走ることが出来る。
「ハローニッサン」の「ボイスアシスタント」で何ができるのかを模索中だ。目的地までのナビ設定では、高速道路や専用道路使用がデフォルトになっている。長距離の時はもちろん高速道路を利用する設定そのままでよいのだが、一般道だけで目的地まで行きたい場合は「エコで」という言葉を入れればOKのようだ。Apple CarPlayは主にメッセージ送信に利用している。「ボイスアシスタント」も「Apple CarPlay」ももう少し研究が必要か。
「ハンズフリーオートスライドドア」という機能が思っていたよりありがたい。荷物を両手に抱えて運び入れるためにスライドドアを開ける時や、たくさんの荷物を抱えてドアを閉めたい時は重宝している。ただインテリジェントキーを身につけていないと作動しないため、キー携帯が必須だ。落とすことが心配でポケットにキーを入れておく習慣がないのでバッグとかに入れていて身に着けることを忘れていると、その場であきらめなければならない。手の甲や肘でボタンを押そうとするがうまくいくことはあまりない。
インテリジェントルームミラーは、やはり見え方に違和感があって、あまり使っていない。後続車との距離感が今までの感じと違いすぎる。後ろに停まっている後続車のドライバーの顔が良く見えて、会話の内容までわかりそうでちょっとビビる。逆に自分が先行車からインテリジェントルームミラーで見られているかもしれないと考えると、いつもまじめな顔をしていないといけないような気がする。それとも変顔でもしてみようか。きっとソッコーで逃げられるに違いない。
自分の住んでいる県は日本有数のガソリン価格の高い県として有名なので、これまでは遊びに行ったついでにコストコで給油するようにしている。というか、遊びに行ったら帰りにコストコでガソリンを入れて(コストコの北海道ソフトクリームを食べながら)帰宅することにしている。ガソリン価格差は地元と20円ほど違うので50リットル入れると総額で1,000円ほど違ってくるから、燃料費は今後心配の種になるだろう。
この前、奥さんにも運転してもらったが、運転中は特に違和感はないと言っていた。ちょっと心配していたボタンによるシフトチェンジも走り出す時に一度押すだけでいいし、普通に走るだけなら視界も広いので車体の大きさもさほど気にならないようだ。これで交代しながらの遠出も大丈夫だろう。
さて、今度はどこに行こうか。