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3年も好きになったあの子の備忘録

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20歳の三枚目が、好きで好きでたまらなかったあの子のことを備忘録的に語る日記。
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面白いこと。

 例の彼女に、都合のいい男と思われていること、それを自覚した次の朝。 なんとなしにTwitterに流れていた性格診断をやってみると、「三枚目」と書かれていた。 意味は、本命になりきらない人…のようなことらしい。 あまりにタイムリーで笑ってしまった。  車に乗っていつもの道へ出ようとする。 エンジンをかけて、カーナビが「カードが挿入されました」と無機質なことを語った後。 「今日は、6/12日、金曜日。『恋人の日』です。」 あぁ…何かの因果か…流石にそう思った。 神様はえら

【惰性と言う名の愛】3年も好きだったあの子の備忘録。

最初に、あの子を好きになったのは高2のとき…だと言った。 実は2回、フラれている。 諦めろよ!とツッコミが来るかもしれない。 諦めるつもりだった。 友達としてやり直そうとしていた、何回も何回も。 言い訳をするなら、名前をつけて保存…。 俺はあの子との記憶の一切をゴミ箱に移せなかった。ずっと。 それ以来、俺が求める、彼女が応じる、彼女が求める、俺が応じる。 永遠と…惰性でそんなことを続けてきた。 好きだったから。 少なくとも、この人生の中で、本気で愛した、と言える初めて

【都合のいいクズ男】3年間も好きだったあの子の備忘録

先に言わせていただきます。 今回は、かなり胸糞悪い話になると思います。 私自身、この話を書くか、凄く迷ったのですが、私がnoteを記す理由、『あの子の事を過去の事にすること。』それを達成する為に妥協は不要だと考えました。 引いてください。引かれて嫌われても仕方のない話です。 夏は嫌いだ。 夏から秋、それは俺が彼女を好きになった季節だ。そして、彼女との因果が繰り返された季節。この季節が来るたびに、古傷が疼くような感覚と共に彼女への恋慕や彼女との思い出が掘り返される。 そんな

三枚目、都合のいい男。

彼女と久しぶりに会った。平日夜中…寂れたカラオケボックスで…。 苦笑いしながら、私最低だ…と言いながら今日の経緯を語る彼女。彼女が最近しきりに話していた「推し」にキスをされたこと、その足で彼氏と合ってきたこと。そしてその足でここにいること。 どうしてこうなってしまったのか、俺の知る君はそうじゃなかったはずだった。 彼女は語る。 「君がそうしたんだよ」 感覚が麻痺してしまったのだと思う。彼氏がいても、いつまでもダラダラと好きだった、3枚目の俺。そんなのがずっと居たせい