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4歳娘の涙と意外な感想に、よもやよもやだ!映画「鬼滅の刃」
BIGHIGHの4歳の娘。鬼滅の刃が大好きです。口を開けば、「紅蓮花」を繰り返し歌い、幼稚園の話でも「●●ちゃんは、煉獄さんのティッシュを持ってるんだよ」などと話していました。
鬼滅の刃は、残酷。グロテスクなシーンがある。
教育上、よくないのではないか?
NETFLIXの画面に出てくる度、娘は「みたい!」と熱望していて、だんだんとはぐらかすことも難しくなってきたので、まず一通り自分で観たあとに(ここですでに自分もハマったのですが)、いいかなと思いました。
理由は、
①周りで観たというお友達が多かったこと
②見せない理由を自分の中で納得して説明できなかったから
③これだけ人気がある、子供が好きな要因は「残酷だから見せない」というマイナスよりプラスなのかも
④単純にストーリー含めて面白かったから
まあ簡単に言えば同調圧力のような感じで。あまり深く考えず、反応を伺いながら一緒にみました。
特に拒絶反応もなく、爛爛と目を輝かせて観ていました。感想を聞くと、
「鬼は怖いし、嫌い。」
「炭治郎は優しいから好き。禰豆子は可愛い。善逸カッコいい。猪之助は、あんまり。」
「胡蝶しのぶ、一番好き。」
「鬼滅、すごく面白い!」
繰り返しみたいとは言いませんでしたが、アニメを観たあとに鬼滅のことをもっと好きになったようでした。「もしもーし。」と、胡蝶しのぶごっこに何度も付き合いました。笑
そして、映画も観たいと切望したので、
観る観ないはお家によってそれぞれだから、お友達に自慢しないこと。
という約束を交わして、
年末に観に行ってきました。
「面白かった!煉獄さん、大好き!」
観たあと、大満足していました。それから、約1か月、2度目の鬼滅の刃を妻の妹と観に行く約束をした娘から、意外な事実を聞きました。
「また泣きそうになるかもなあ」
「!?」
4歳の子が泣きそうになるなんて。ボクはこう聞きました。
「怖かったの?」
「怖くなかったよ」
「怖くて泣きそうになったんじゃないの?」
「違うよ。」
「じゃあ、どうして泣きそうになったの?悲しかったの?」
「えっとね、、」
言い淀む娘。言葉が見つからないようでした。わかるかな?と思いながら、
「感動したのかな?」
うなずく娘。
「なんで感動したの?」
「戦う、いのち燃やす、煉獄さんがカッコよくて」
「…!」
映画を観たあと、歌うのは「紅蓮花」ではなく圧倒的に「焔」が多くなりました。どこで覚えたのか歌詞もほぼ完璧。
さよなら ありがとう 声の限り 悲しみよりもっと 大事なこと
焔の歌詞冒頭ですが、、、
4歳の娘が、怖くてではなく、悲しくてではなく、いのちを燃やす煉獄さんに心を動かされたこと、まさに歌詞のまんま!笑
分かって歌ってるならすげえ。よもや、よもや。
自分で思っているより、早く成長する娘に脱帽してしまいました!今日これから、2度目に鬼滅の映画を見に行く娘。
感想を聞くのも、楽しみです!(BIGHIGH)