PNG形式の違いについて
noteをはじめて、いきなりこんな話題もどうかと思ったが、備忘録のために。
Photoshopで画像の切り抜きをしてから、境界線をぼかして切り抜いたときにうっすらと白いフチが残るときと残らない時があった。結果、同じPNG形式で保存していたつもりでも、実は微妙に違っていて。。
いままで何となくやり過ごしてきたことだったので、これを機会に調べてみた。
そもそもPNGとは?
いわゆる画像ファイルの拡張子で、GIFやらJPEGやらの仲間なわけだけれども、Portable Network Graphicsの略らしい。読み方は「ピング」。そういえば、好きだったな、ピングー。
話は逸れたけど、ペンギンの話ではなく、画像形式の話。ピングー、もとい「ピング」は、何度保存し直しても画質が劣化しない「可逆圧縮」の画像形式らしく、ロスレス圧縮とも呼ばれるみたい。ああ、確かに写真を保存するJPEGとは一線を画す感じ。ガラケーのときに流行ったGIF動画ってのもあったけど、それとも違うね。なんといっても透過情報をもったまま保存できるのが、すごく重宝するわけです。
白フチの理由(ワケ)
ってことで、冒頭に戻るのだけど、なぜ白フチがでたのか?結果から言えば、PNGといってもさらにいくつか形式があるらしく、その保存形式の違いだったみたい。
右上のほうに「PNG-8」とあるが、これがどうやらその保存形式とやらだ。PNGのあとの数字はBitを表しているそうで、PNG-8、24、32とあるらしい。PNG-8はGIFと同じく256色を表現する事ができ、ファイルサイズも軽いのが特徴。単色のアイコンや色数の少ない画像に使われますが、写真やグラデーションといった表現は苦手な画像です。
透過も持たせることはできますが、持っている色情報が少ないので、若干フチが粗くなってしまいます。
上の画像はまさに、フチがめちゃくちゃ粗くなってますよね。んで、次は24のほうで保存してみると…
フチというか境界線がなめらかになっているのが分かります??どうやらPNGのあとの数字はbit数を表しているらしく、bitの計算は「2のn乗」で計算をするので、8bitでは「2の8乗=256色」、24bitでは「2の24乗=16777216色」となるわけです。扱える色数が違うワケだ。透明になるグラデーションな感じも色数が多いほうがしっかり保存できるから綺麗に見えるんだね。ちなみにPNG24で透過情報ありで保存すると32bitとなるそうで…でも「2の32乗」の色数が扱えるのかというと、実はそうではない!
実はPNG-32とは、「24bitの色数 + 8bitの透明」を扱う事ができるという形式なのです。約1,677万色と、256段階の透明度を扱う事ができる画像形式がPNG-32なんだって。へぇ。
今日のまとめと感想
ちなみにピングーのほうは、今年40周年らしい。久しぶりに、昔部屋に壁掛け時計を置いていたことを思い出した。ピング、学んだことをこうして整理して自分の言葉で書き直すと忘れないなーと思った。さて、勝手に写真を使ってしまっているが、モデルはリラクゼーションのラフィネのハイブランド、グランフラフィネ新宿ルミネ店の八重樫舞さん。期待が大きいとの評判だけあって、笑顔が素敵で、写真を加工していても楽しい。仕事でまとめたスペシャルトーク以来、久しぶりにしっかり自分で投稿したnote。資産として残していけば、面白いと思ったけど、やっぱりそこにはしっかりとした意識が必要だと思った。5年日記をつけているけど、noteに変えちゃってもいいかもと思った今日この頃でした。(BIGHIGH)