期待感を高めてもらうために書く!映画「すずめの戸締まり」
はい、BIGHIGHです。早速ですが、上映回数がエグい!という話題の、映画「すずめの戸締まり」を家族で観にいってきました。娘と…というところがポイントで、話の内容にはあまり触れません。まだ見ていない人に向けて、期待感を醸成するような意味合いで「ネタバレなしで」書きたいと思っています。あとは、娘に向けてのメッセージ的な。
結果、個人的には万全に面白かった!
映画を楽しむために「ハッピーセット」を買おう
がちょっとだけ、準備するなら…マクドナルドのハッピーセットでもらえる、新海誠監督初の絵本「すずめといす」を読んでからいくと良いと思います。
https://www.mcdonalds.co.jp/company/news/2022/1028a/
配布期間は、今年いっぱいくらい!らしいこの絵本は、単体の物語としても
優しさに溢れたとても素敵なお話でした(妻もそう話していたので、もう確実です)。読んでから観る映画は、きっともっと深く感じられることがあります。娘がいなければ、手に取ることがなかったと思うので、感謝です。
入場者特典「新海誠本」がよい!
ー入場者プレゼントの新海誠本は、企画書や新海誠ロングインタビューに加え、「君の名は。」「天気の子」の企画書も一部掲載。新海誠×原菜乃華×松村北斗の3名による鼎談インタビューも掲載した全20ページの冊子となっている。
娘と映画をみたら記録としてパンフレットを買っているのですが、正直いらなかったかも!と思わせるクオリティの入場者特典「新海誠本」は、始まる前ではなく、終わったあとに読むのがオススメ(はじまる前は絵本!)です。映画をみたあとに誰かと話を共有したかったり、ちょっと余韻をひきずりたかったり、ありませんか?
あと、新海監督が自身で「信用できない」というネーミングセンスを知ることができるのも、ポイント。素晴らしい映画監督でも、得意不得意はあるんだと、ちょっと勇気づけられます。(監督が好きになる)
上映回数が多いから「超快適」
たいがい映画を見たい時は、都合をつけていくものですが、この回数を上映しているので、適当に行っても、ちょうどよい時間で見られる。しかも、お客さんも当然分散されるので、公開後はじめての週末にも関わらず混雑皆無。
47都道府県とタイアップ
各県のいろんなもの(や場所)とコラボレーションしているみたい。早めに映画をみれば、各県でタイアップしているものやことを楽しんで知る機会になるのでお得!かも?
鑑賞後記と娘
日本の…というか、新海誠のアニメーションすげーなと思いました。日本全国各地をみずみずしく、美しく、描く作品は、きっと世界の人にすごく魅力的に感じられるでしょう。なんだか、誇らしい。
あまりの迫力と、深い内容に終わったあと娘はぐったりしていました。ポップコーンを食べ過ぎただけという噂もありましたが。青白い顔でぐったりしながらも、「面白かった…」とつぶやいた娘。「あっこ(だっこ)」と甘える娘も6歳。抱き上げ、あっという間にしびれる手。重くなった、成長したんだなあ。
そういえば、今までは重くて開けることができなかった家のドアも自分で開けられるようになった。カギもさして、くるっとまわして、少し戻して引き抜くという戸締まりもできるようになった。
戸惑うということは、開ける扉を迷うことに語源があるらしい。扉は、未来の暗喩のようだ。
「可愛い子には旅をさせよ」とはよく言いますが、厳しい経験こそが力になるということ。可愛くない子の旅はね、なんとも思わずさせられますしね。
自分の安心だけのために、そのチャンスを奪ってはいけない…「可愛い子には」という言葉にこそ、親に対する戒めが入っている気がします。親としてできることは…、子どもが安心して旅ができるように、その力をつけてあげること、そして、ただいまと言える場所を守っていかなければいけないと、強く感じました。
娘にもいつか、鈴芽(主人公)のように、自分のために、大切な誰かのために、力強く扉を開いてほしいな。子と重ねてみると、泣けます。親、必見。
普段あまり寝言を言わない娘ですが、昨晩は珍しく「ママ…、ママ…!」とうなされていました。めちゃくちゃ映画に影響されているような気がする。聞いてみよう。(BIGHIGH)