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人生を変える取り組み 番外編: 「TOEIC満点への道」

【英語】について書こう、と思いつつ、正直なところ
ちょっぴり気が重いです。というのも「TOEICスコアを上げたい」と思っていらっしゃる方に、わたしの事例がどの程度お役に立つか、見当がつかないからなんです。
(「マウント取られた!」とか「自慢してんじゃねーぞー!」なんて、お願いだから思わないでくださいね🙏🙇‍♀️)

ですが、もしかしらお役に立てる部分もあるかもしれないので、わたしがこれまでやってきた事、振り返って今感じている事、など書いてみようと思います。

最初に:わたしのTOEIC変遷と英語的バックグラウンド

●1989年4月:945点くらい(うろ覚え)
 →広告代理店入社時点。この半年ぐらい前に就活のために英検1級と国連英検A級を取得
●2013年2月:970点
 →広告代理店の早期退職を決めた頃。この頃の仕事は海外向け広報。英字メディアのemail取材に対応したり、英語で書いた社内報の記事などをネイティブのプルーフリーダーにチェックしてもらって英語力アップ
●2022年4月:990点
 →コロナで通訳の仕事が激減したことがきっかけで、YouTube(シャドーイング実践動画)をやったり、発音系のKindle電子書籍を出した頃。「著者略歴」に【TOEIC満点】と書きたくって、受検。満点取れて良かった~😆

英語的なバックグラウンドは

✅帰国子女(8-10歳と17-18歳に海外に居住、学校では英語、自宅では日本語を使う、という環境。英文法の基本は10歳時点で身に付いた)
✅だから、日本の教育システムで英語の勉強はほとんどしていない=文法は教科書では学んでおらず、基本的にすべて耳で聞いて「正しい」英語を身にしみ込ませた
✅TOEIC受験のための勉強は、今まで特にやったことはない
✅その代わり、通訳としての勉強はガチで取り組んだ

というのがわたしです。

2022年4月の満点スコアシート

それでは、ここからは一般セオリーからは多分外れている😁、わたしの英語勉強法について【独断と偏見】で書いていきますね。

「独断と偏見」じゃなかったね💦・・・https://amzn.to/3U9oitf


TOEICで高得点を獲得するための秘訣:その1

コンテキスト=文脈ごとマルっと「生きた、正しい」英語の文章に大量に触れ、文脈ごと身に付ける

わたし的に「一番大事かも?」と思うのが、コレかもしれません→「生きた、正しい英語に触れる」です。

問題集の例文を暗記している方、いらっしゃいますよね?でも、教科書でも参考書でも、残念ながら問題文自体が間違っていることって、結構あるんです😨

間違っていなかったとしても「ネイティブはそんなややこい言い方、しいへんで!」(←なぜか関西弁に。他意はありません)っていう文章、あります。

(何なら、学校の試験問題の英語が「???」っていうこともあります・・・)

某省庁のホームページの英語においても、全てではありませんが「ああ、これって頭のいい日本人が書いた英語だな・・・」っていうのがあります。

(だって、ヘンな英語なんだもん・・・😂)

(ちなみに、「ネイティブ=英語話者」とわたしは捉えています。アクセントがあっても、自然でムダのない文章であれば、それはネイティブの英語です)

じゃあ、どうしたら「ヘンな英語=日本人が頭で考えて成形した不自然な英語」と「ネイティブの使う生きた英語」の区別が付けられるようになるでしょうか?

それは
生きた、正しい英語に目と耳で大量に触れること、以上!
これ以外にないと思います。

大量接触していれば、やがて感覚的に・瞬間的に判断できるようになります。ヘンな英語には違和感を持てるようになります。これ、断言できます。

(SNSの詐欺広告っぽい文面に違和感を持つのと一緒です)

なんかさー、これヘンだよねー👻

この時大事なのは、単文ではなく1パラグラフぐらいの「コンテキスト=文脈」でまるっと英語に触れていくこと。これを続けていくと、そのうちイディオムにだって気が付けるようになります。

例えば、as a rule of thumb という表現が出てきた時に、その一文だけに集中してしまっていた場合、「親指の規則?意味わからへん!」ってなりますよね?でも文脈全体で見ていった時に「親指の規則って、意味通らへんけど、何かの言い回しちゃう?じゃあ、イディオムじゃね?」って推測できますよね?そうしたら辞書を引けばいいんです。そうして理解したイディオムは、きっと記憶に残りますよ。

ちなみに・・・【as a rule of thumb = 経験則として 】[発音] アザ・ルーロ(ヴ)・サ(ム)【💡】語源: 家具職人が大体の長さを測るのに、物差しを使わず自分の親指で測った

親指が物差し替わりだったことから生まれた rule of thumb


TOEICで高得点を獲得するための秘訣:その2

英作文する。単文ではなく、1パラグラフぐらいの分量を。可能であればネイティブのプルーフリーダーに赤ペン先生してもらう

わたしの場合、2002年あたりに「これから先は英語で生きていくぞ!」と決めて、広告代理店のクライアント対応部門から海外広報部門に異動を願い出ました。

(ネット広告の世界は自分には絶対ムリ~😭😭😭と匙を投げたんです💦)

その部署ではニュースリリースを書いたり社内英文報を作ていました。わたしの当時のTOEICスコアは945点でしたが、実際に英作文をするとコンマの使い方は間違えているわ、内容も冗長でスムーズに読めへんわ、という状態でした😅

(もちろん、945点で完璧な英文を書くことが出来る方もいらっしゃると思いますが~😅わたしはダメでした)

でも、その部署に在籍していたネイティブの赤ペン先生プルーフリーダーのおかげで、お給料を貰いながら英語力を高めることができました。そうしてTOEICスコアが970点になったんです。

とはいえ、読解問題でポロポロ間違えています💦

ちなみに、コンマについて。

日本語では読点って「読みやすくするため」に使う印象がありませんか?でも英語ではコンマの位置で文章の意味が変わってしまうこともあるくらい、コンマの使い方はとても厳密です。

実際に「どこにコンマを置くべきか」を意識しながら英作文していくと、文脈をブロックごとに把握し易くなります。これは、TOEICの読解問題に取り組む時、省力化につながると感じています。

ちなみに、ご自分でトレーニングとして英作文するなら、日記的な内容よりもロジックで組み立てる必要があるものをオススメします。

プルーフリーダーを確保できない場合は、書いたものをご自分で音読してください。「流れるように読めるか」「リズムの良い文章になっているか」を1つの判断基準にするといいと思います。

読みやすい文章作りのカギはコンマにある、と言っていいと思います


TOEICで高得点を獲得するための秘訣:その3

「正しい」英語を耳で聞く。力がついてきたら、好きなポッドキャストや海外ドラマの音声をシャドーイングする

「シャドーイング」とは通訳訓練法です。影(シャドー)のように、聞いている音声の後追いをしながら、同じような抑揚・声量で文章をただひたすら声に出す、というものです。

「聞きながら・内容を瞬時に把握しながら・声に出しながら」を繰り返すトレーニングなので、かなり集中力を使います。MAX15分で1ラウンドをお終いにしてください。

とはいえ、通訳学校に通うようになって3年ぐらいは、わたしは家事をしながらポッドキャストをずっと聞いていて、シャドーイングやら同時通訳をブツブツやっていました。
(正直、家族には迷惑がられていたと思います😂)
(でも離婚の原因はシャドーイングではありません🤣)

シャドーイングを説明した動画を2021年に作っているので、興味を持ってくださった方は、見てみてね✨

シャドーイングをしないまでも、「生きた英語」を大量に聞くのはとっても大事です!

わたしのおススメはアメリカの公共ラジオ放送のNPR が提供しているポッドキャストです。

✅️金融系のトピックスをわかりやすく説明してくれるPlanet Money
✅️文化系・ハリウッド系・時事系の旬の人をインタビューする Fresh Air
✅️最新のポップカルチャーを紹介する Pop Culture Happy Hour (PCHH)
✅藤井風くんも登場した、有名アーティストがNPRのオフィスなどで行うミニライブを配信する Tiny Desk

など、楽しい番組がいっぱいあります。ぜひ、ご自分の好みのポッドキャストを探して見てくださいね✨

わたしはNPRの回し者ではありません😆

あと、今後は英語学習のYouTubeを再開したり、教材を作っていくかもしれません。
興味を持っていただけたら、LINEで友だち登録していただけると嬉しいです✨新しく何か始めたら、LINEからもご案内させていただきますね~!

「らくらく英語」に登録してね✨


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