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運動器リハ 1.0の教科書✏︎第0章【序文】


Dear
・臨床実習を控える学生さん
・先輩に負けたくない若手療法士
・改めて勉強したいベテラン療法士

こんにちは。すぱいんです。
運動器一筋で10年間リハビリをしてきた私が、いま伝えたい運動器のことをまとめました。


いろんな勉強や経験をしてわかったことは、「いつでもこれが正解!!...なんて治療はない」っていうことです。

若手の頃は「自分が一番治せる」「この治療したから良くなった」そんな風に思っていました。
でも少しずつ経験を積むと、その自信がだんだん薄れて、本当に何が正しいのか分からなくなってくるんです。

どれも正解の可能性があって、どれも間違いの可能性があるとわかってきて、それからは " 正解に近いと思える基本的な治療は何か " を考えるようになりました。

「自分にしかできない感覚的な治療を追い求めるより、ありきたりで誰でもできるけど堅実な治療をする方が大切なのかも。」
「スポーツと一緒でやっぱりどんなことも基本をおろそかにしたらあかんよなあ。」

正解に近いものはなんだろう?
運動器リハの基本になるものってなんだろう?

いまの私にとってそれは「病理学・解剖学・運動学」です。

❶ 疾患の病態を適切に把握すること
❷ 組織の治癒過程に応じて後療法を立案すること
❸ 機能解剖学に基づいた治療を実践すること

これが運動器リハの基本の形と考えています。
そのために必要な知識を

運動器リハ 1.0の教科書

に詰め込みました。
その結果、Word換算で100ページ以上になってしまいました。

内容は基本的に成書や論文を集めたものです。
プラス私の経験や考えからお伝えしたいことを記載しています。

必要な章だけ抜粋して勉強するもヨシ、通して全て勉強するもヨシです!
一緒に学んでいけると嬉しいです!


すぱいん

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