休職18〜19日。この世の果てと終電。
深夜って何時くらいを指すのだろう。
わたしのイメージでは0時から3時くらい。
では22時から0時くらいはなんて言うの? 夜?
夜中っていうのも0時くらいに感じる。夜半も。
ちなみにわたしの感覚では18時台は夕方、19時を過ぎたら夜、22時を過ぎたら遅い夜、0時過ぎから夜中。もしかしたら、夜学に通っていたことも関係があるのかもしれない。
授業(2限)が始まるくらいまでが夕方。1限は勤め帰りの人は間に合わない時間に始まるので、2限と3限だけでも必要な単位は取れるようになっていた。
夜歩く
公園の脇の道を
闇の中は居心地が良いけど醜い物が見えないだけだ
選挙ポスターの掲示板を見落としそうになる
黙々と地図を辿っていたら世界の果てみたいな場所に出た。23時くらいかな。
文鳥を寝かせて21時前に家を出た。
近所にはもう貼れるところがないので地下鉄で移動し、利用したことのない駅で降りる。
地図通りに掲示板を辿っていくとどんどん駅から離れていく。電車のあるうちに帰宅するなら途中で引き返すか別の路線まで歩くしかない。後者を選ぶ。そしてこの世の果てに持っていかれる。
2時間45分かかってちょうど10kmくらい。
足が棒になった。終電のひとつ前の電車に乗り、それが遅れたために乗り継ぎがうまくいかず、乗り換えの駅からタクシーに乗る。
徒歩20分の距離だけれど無理だった。そういう体力の配分をしていなかった。
行程の終盤、それはまったく考えればわかることだったのに、よきこを迎えたお店の前に出た。頭を殴られたような気がしたね。
よきこがうちに来た日はすごい雨で、小さな箱に入ったよきこを胸の前に抱えるみたいにして連れて帰った。新しいケージに入ったよきこはずっとこちらを向かなかった。
暴れ回ろうかな。
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前の日。土曜日。
40枚預かったポスターをすべて貼り終えたので、追加で受け取りに行く。受け渡し場所を目指して家を出たが、ちょうど良い場所とタイミングがあることがわかったため街頭演説へ。
終了後、スタッフの方にお声がけしてポスターを受け取る。
自宅からは離れるけれど、そこそこ馴染みの深い場所に行った。
まったく知らない場所より歩きやすい。
同じポスターを背負った方と遭遇したりもした。
先方は自転車だったので少し離れた箇所はお任せして別れる。
わたしはね、かちです。
ただひとり、かちよりまうでけり。
選挙ポスターの掲示板はぼうっと立っている。
公園の外周、学校の脇、道路の高架下や遊歩道の出入り口なんかに。
いつのまにか、誰かがこれを建てたんだ。
52/14000 → 70/14000