休職、20日目。さらに別の果て。
暑い日だ。暑い暑い暑い。
お昼に整骨院を予約していたので、通常の矯正に加え追加料金にてマッサージを長めにしていただく。
毎日5〜10kmほど歩き続けているため、信じられないほど全身が疲れている。
痛いとかだるいとかというより(それもある)気を抜いたら関節が外れそうになる、あらゆる筋肉の疲労。細部に至るまで。
それにしても、5kmくらいであれば普段ジムで歩いたり走ったりしているわけで、何がこんなに負担になるのかと不思議に思う。地面が硬いとか段差があるとかなのかしらん。
今日はこれまでとは気分を変えて全然別の方面にポスターを貼りに行く。都営の券を持っているので、まずは行かれるところまでどんどん行く。
わたしが生まれる前に両親は都内の団地に住んでいたと聞く。母の結婚指輪には傷がついていて、それは団地のベランダないしは窓から投げ捨てたからで、その指輪をわたしがみることができたのは父が拾いに行ったから。何かしら団地のことを考えるとき必ずそのことを思い出す。100%、必ず思い出す。何階に住んでいたのか知らないが、わたしの想像の中ではいつも指輪は最上階のベランダからキラリと飛んでいく。よくみつけたものだと感心する。
そんなさ、いくら感情が激したからってさ、団地の最上階から指輪投げることないと思うじゃない?
わかるよ。
わたしも実にいろんなものを投げたし、投げようとして止められた。海外旅行用のスーツケースを放り出そうとしたこともあるからね。
完全に親子です。ありがとうございました。
父母のことはさておき、人と暮らすことに適さない人間もいる。その点鳥はいいです。鳥と暮らしていて鳥と相対していることにより感情が激することはいっさいない。完全に、24000%ない。相手が激怒することはあってもこちらが腹を立てることはないし、かなしくすらならない。別れは地獄だがまた会えるのだと思えば、うつし世を飛び立った鳥は神さまのところで何か役目があるのだろうと考えれば、多少は心もなぐさめられる。結果として神を呪うことはあっても鳥を悪く思うことはない。すごいことだ。
もしわたしにソウルリバーのようなものがあるとすればそれは荒川で、次は利根川かな。
隅田川もなかなかではあるが、まあほとんど荒川のようなものであるからやはり荒川かな。
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