応援するのが好き
どうも、なし子です。
昨日はちょっとチームを応援する機会があったので、「応援」について書いてみようと思います。
思えば私は、昔から「応援」が好きでした。
中学時代は卓球部に所属していたのですが、そこでは応援番長として、とにかく声を出して出して出して出しまくっていました。
プロの世界なら分かりませんが、中学の部活くらいのレベルだと、応援で勝ち負けは相当左右されます。
私達の代は結構良い成績を残したのですが、贔屓目で見なくても、それが応援のお陰であることは間違いありません。
そんな中学での応援の記憶の中で、ひとつ印象的なエピソードがあります。
それは3年生夏の総体、つまり中学最後の試合の時のことです。
私は自分の個人戦を負けた後、自校の人達の個人戦の応援のために、会場を右往左往していました。そしてある子を応援していた時、別の場所で試合していた、うちのエースを応援していた子から声をかけられます。
「ちょっとなし子が居ないときついって言ってるから、来てもらっていい?」
多分とても嬉しかったのでしょう。この言葉、その時の情景を、とてもよく覚えています。
中学時代、私はいつも、自ら進んで、好きで応援していました。
多分、自分の声で相手を勇気づけたり勢いづけたり、そんな風にダイレクトに影響を与えられることに、楽しさを感じていたんだと思います。
そんないわば「勝手にやってる」応援が、3年の1番最後の1番大事な試合で、うちのエースに必要とされたことが、とてもとても嬉しかった。
それは、3年間自分が必死に応援してきたことの集大成のように思えました。
今でも、私は応援するとなったら声を張ります。
単純に盛り上がった方が雰囲気が良くなるし、その方が私含めて皆が楽しいだろうと思うからです。
でも、そんな応援で誰かが嬉しそうにこちらを振り返ったり、中学の時みたいに必要とされたら、そんなに嬉しいことはないかもしれません。
そう考えると、プロ野球とか好きになったら、沢山応援出来て楽しそうです。
ただ私は自分の声がその人にちゃんと届くような、小さな規模での応援が好きだと思うので、
プロ野球を応援という側面から好きになれるかは分からないですね…。