紡がれた物語とアジフライ、はじめての群馬
ずっと通過し続けた群馬。
最近群馬がイケてるらしい、と漏れ聞こえてきているものの、機会がなく足を踏み入れていなかった。
と思っていたら、ついに「高崎で夜ごはん」という激アツな予定が発生。
朝から群馬入りして、とりあえず行きたいところだけ大優先したはじめの一歩観光。
BLUE BOTTLE COFFEE 白井屋カフェ(前橋市)
ずっと行きたいと思っていた白井屋ホテルだが、宿泊しないとどうやら中の見学もできないそう…。ということで、朝の8時50分には前橋駅に着き併設のブルーボトルカフェでオーツミルクラテをお供に1時間半ほど作業。ご近所さんと思しき方が店員さんと楽しそうにおしゃべりするBGMにほっこり。
作業を終えてお隣の穴ぐら?のパン屋さん SHIROYA the BAKERY で無事に「明日のパン」を購入。
購入したスコーンはスパイスががっつり効いていて、大変私の好みにぶっ刺さった。しかもナッツの食感もガリガリと楽しく食べ応えがあっておいしかった。
アーツ前橋(前橋市)
白井屋ホテルからは目と鼻の先。美術館というより、地域に根差した芸術文化施設みたいなイメージが近いかもしれない。
展覧会が今の興味にマッチしてあまりにも面白く、時間がない中1時間ほどかけてまわった。写真はないが、でっかい迷路を10秒でクリアしてしまったりもした。
今回は時間の関係で寄れなかったが、いかにも面白そうな企画展をやっていた前橋文学館や、たまたま通りかかった絶対においしいことが店構えから伝わる甘太郎焼(どうやら大判焼きのことみたい)のお店も次は訪れたい。
雨云(高崎市)
お昼は高崎駅の近くで勤める大学時代の友人と、おすすめのアジフライが有名なお店、雨云へ。
完全に油断していたが、群馬で過去一うまいアジフライに出会ってしまった。
薄衣で中はふわふわというよりトロトロに近い。せっかくなら高崎パスタを…と思っていたのだが、無理に名物を食べようとせず地元の人間に従うのが一番だと教訓を得る。
富岡製糸場(富岡市)
高崎から田んぼや山を見ながら30分ほど電車に揺られ、富岡製糸場を見るために上州富岡駅へ。
世界遺産を一目見に来たくらいのつもりだったが、経済発展の裏にどれだけの労働があったのか思い知らされるなかなかディープな展示だった。
今回の弾丸旅は「ここも寄りたかったぁ〜」という後ろ髪を引かれる想いと、「こんなとこもあるのか!」という発見に溢れていた。
現代芸術から世界遺産まで、厚みがすごいぞ!群馬!次は館林美術館やら太田市美術館やら、じっくり芸術を楽しむ旅にしたい。