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ぽっちゃりヨギーニの"読む"プラクティス

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ヨガって興味はあるけどよくわからないというあなたへ。主に、私が実践している流派"アシュタンガヨガ"の練習で感じたこと・考えたことを、鮮度重視で書き上げる読みもの。
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2019年4月の記事一覧

2019/04/30 肉体的な痛みはヨガの文脈にはない

アシュタンガヨガを始めてすぐの頃、右の膝に嫌な違和感があった。 「つま先と同じ方向に膝を曲げること」 という養成講座時代の教えを思い出し、 ・膝がつま先より内側に入らないこと ・股関節から脚を動かすこと を意識してたら違和感は痛みに変わることはなく落ち着いていった。 ***** 最近読んだ文章に、興味深いものがある。 インタビュアー:アシュタンガヨガでは、あの激しいプライマリーシリーズを毎朝早起きして実践しているが、彼ら彼女らは自分の”限界”を超えることを目指し

2019/04/29 同じことを伝え続けること

気分や体調によって言うことが変わってしまうときがある。普段は許せてることが、今日は無性に気に障ったり。 ヨガを伝えることを始めてから、一貫した対応をすることの重要性と難しさを感じている。例えばレッスン中伝える言葉や、言動に矛盾がないことなどだ。 ***** レッスンを持たせてもらっているスタジオに、何冊かyogini(2ヶ月に1度でるヨガの情報誌)が置いてある。 GWだしゆっくり読もうと思い、数冊借りてきた。 一番右は、2014年のもの!わたしがヨガに出会う前だ。

2019/04/19 前を縮めるから、裏が伸びる

アシュタンガヨガを始めて4ヶ月。ずっと立位のアーサナに取り組んできた。股関節がかたいのでまだまだ深まらない・完成しないアーサナはあるけれど、かたいものは仕方ない。 やっと、↑このアーサナで右足小指に右手指先が触れられるようになった日、座位のアーサナをもらった。 ダンダーサナ(杖のポーズ)。長座の姿勢だが、真面目にやってみると結構しんどい。手でマットを押して、その力を利用し頭は高く。 ちなみにこの写真のわたし、骨盤少し後傾してる。 これも同様。上体が前にいくぶん、股関節が

2019/4/11 リードされて感じること

高校生の頃までは冬には毎年マラソン大会があり、体育の時間はそれに向かって練習したものだ。 大会当日、それまでの練習の時よりもタイムが大幅に伸びたことは一度や二度ではない。むしろ伸びなかったことがないかもしれない。 きっと適度なプレッシャーもあったのだろうが、自分の前を走る子たちがいたからだろう。 その子たちが後続の私たちを引っ張り、自然といつも以上に走れた。そして大会の度に「わたしって実はこんなタイムで走れるんだ」と自分自身に発見があった。 *** 先日、初めてアシュタン