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【インドネシア駐妻雑談#5】帰国します!
またもや久しぶりになってしまいました。
突然ですが、1ヶ月後の12月に帰国することになりました!
実は現在、妊娠をしており日本で出産をするため
妊娠後期のタイミングで帰国することになりました。
とはいえ、夫の任期はまだしばらくあるので
出産後にまたインドネシアに戻って来れたらいいなとは思っています。
(本帰国後の家や保育園のことを考えるとインドネシアに戻らない方が
いいのか?とは思っていますが、まだ夫と協議中です)
私の人生において、海外で妊娠するだなんて
過去の自分は全く想像もしていませんでした。
せっかくの機会なので、これまでの気持ちと
出来事を綴りたいと思います。
妊娠のベストなタイミングっていつなんだろう
日本にいた時はそこそこにちゃんと働いていました。
周りの人や環境に恵まれ、仕事も大好きでした。
また、年齢を重ねて自由に使えるお金も増え
ここ数年は学生時代の同級生(女2、男2)のグループで
華金に飲みに行って、遊んで、旅行にも行っていました。
あ、もちろんこのことは夫も知っています。
旧知の仲なので、とても理解してくれています。
上司のおじさんたちと飲みに行って
カラオケでミスチルを歌うの楽しいー!
同級生と遊んでバカ笑いするのも楽しいー!
いずれは子どもが欲しいけど、今は欲しくないー!と考えていました。
そんなハッピーな生活を送っていましたが、既に30代。
あと数年で医学的に"高齢出産"と言われてしまう年齢に。
周りの子持ちの友達と遊んで
子どもたちと接すると、ふと我に返って
今が楽しければいいのか?
自分にとって何が幸せなんだろう?
と度々考えていました。
ちなみに、当時の夫は<必ず子どもが欲しい!>という
タイプではありませんでした。
そんなに子どもは好きじゃないし、DINKsを選択して
将来も夫婦二人きりでいいよ〜という考えの持ち主でした。
想像もしていなかった海外駐在
いろいろと悩みながらも
目の前のことが楽しすぎて考えがまとまっていなかったのですが、
そんな時に訪れた夫の海外駐在。
夫は私に対して
「着いて来てもいいし、着いて来なくても、どちらでもいいよ」
と判断を私に委ねてくれました。
仕事は楽しかったけど、その時既に社歴は10年を超え
日々の業務に少しマンネリを感じている時期でもありました。
色々考えた結果。
贅沢ではあるけど、一旦ここでお休みを貰って
自分自身を見つめ直してみよう。
家庭に入って夫を支えよう。
という気持ちになり、休職し帯同することに決めました。
休職することが決まってから将来のことを考えた際に
物理的に楽しいこと(上司や友人との飲み会や旅行)から
遠ざかるこのタイミングで妊娠出産をすれば
自分の人生計画は今後スムーズに進むのでは?!と思い始め
勝手に理想を抱いていました。
海外駐在ならではの悩み
夫が先にインドネシアへ出発し、
私はその半年後からインドネシアで暮らすようになりました。
日々慣れない環境で仕事をして帰って来る夫。
半年経っているとはいえ、言語の壁、文化の違い等
日本では感じたことのなかったストレスを沢山感じていたようです。
ある時、今後子どもはどうする?という話になったのですが
その際に夫からは「今は自分のことで手一杯。子どもなんて考えられない。
駐在の任期が終わって日本に帰ってからでないと到底考えられない。」
と言われ、勝手に家族計画の理想を抱いてしまっていた私は
かなりショックを受けてしまいました。
夫が苦労しているのは十分に理解している。
でも、私はこうやって海外駐在に着いて来ているし
家族としても次のステージに進みたい。
本帰国してから家族計画をすると高齢出産になってしまう。
私が考える家族計画、
35歳以上で医学的に高齢出産になってしまうこと、
夫に一生懸命説明しましたが、当時は理解してもらえず
この話になると喧嘩になり私は号泣、夫はそれに呆れる。
そんな日々がしばらく続いていました。
考えが変わった日
ある日の朝。
ベッドの上でまだ寝ぼけまなこな私に対して夫から一言。
「子どもが欲しいと思うようになった」
その発言にびっくりして私は飛び起きました。
つい最近まで子どもは全く考えられないと発言していたあなたが急に何?!
今日はインドネシアで雪でも降るの?!
そんなことを考えながら理由を聞いてみました。
「前日一緒に飲みに行った同い年の人に
子どもが二人いて、家族帯同で来ているけどとても楽しそう。
子どもってすごくいいよ、と熱弁された。
同年代の男性・同じく海外駐在の人からそれを言われて
自分の中で何かが変わった。」
私があれだけ自分の考えを説明しても全然変わらなかったのに
同い年の男性から言われた一言でころっと意見変わるんかい〜〜〜
と心の中では文句言いまくりでしたが
前向きな方向へ考えが変わってくれたので、とても嬉しかったです。
(夫はそういう性格というのを十分理解しています)
紆余曲折ありましたが、あの時に号泣しながら
夫へ熱弁したことは無駄にならなくてよかったです。
その後
あれからしばらく経ち、
無事に命を授かることができ来月で妊娠後期を迎えます。
つらつらと羅列してきた通り色々ありましたが、
妊娠してからも体調の変化、生活、病院での出来事について
沢山の困りごとがあったので、それもまたいつか
noteに記録として残したいなと思います。
夫婦の数だけ色々あるんだな
家族っていろんな形があるな
幸せの形は自分で決めないとな
そんなことを強く感じた数ヶ月間でした。
帰国までのカウントダウンが始まった今。
残された期間で全力でインドネシアを楽しむこと、
そして何より無事に日本に帰国できるように。
残り1ヶ月、健康第一で過ごしたいと思います*