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潮風の


終電まで日本酒やウイスキーを飲んでたせいか、起きたのは13時。幸いにも頭痛はなく気持ちのよい目覚めだった。ただ何もできやしないと気持ちはオフモード。
プライムビデオを開きFUJI ROCKの配信をだらだら見た。これまで苗場に行った事はなく配信で満足してしまう。本当は行きたいのだが一緒に行ってくれる人が見当たらず、かつ遠いのもあり腰が上がらない。

18時からくるりを観た。
学生時代に琥珀色の街、上海蟹の朝を聞いてから
色んな曲をちまちま聞いてる。1番好きなのはシャツを洗えば。休日の朝に聞くと穏やかになるし元気が湧いてくる。

肝心のライブは言うまでもなくよかった。
ベテランならではの哀愁と余裕を感じながら
ああやっぱり現地で聞きたかったと少し後悔した。

最後に潮風のアリアを歌う前に岸田さんが
「今日は色んな人と来てると思う。家族や子供、友達、上司と。そして今日、舞台に立つまでにずっとロックとは何かを考えていた。結局人は誰といても孤独を感じてて、その孤独に寄り添えるのがロックだと思う」(略)と残していた。

音楽というジャンルの中でのロックの意味ではなく
もっと俯瞰した考えを持っており視野の広さに驚いたとともに、いつもより歌詞が響いた。
同時にアーティストは何を伝えたいか、どう受け取ってほしいのか考えに考えてリリースしているのだろう。どんな曲も生半可な気持ちで聞くのは失礼かもしれないと感じた。いや考えすぎか。

人に寄り添ったり
勇気づけられるのは憧れでしかない。


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