弱者への感情。
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【 弱者への感情。】
2023年まで、50時間。
どうも、激しい忘年会ラッシュも終えて、鈴木です。
年末、ですね。
もう街中のムードが年末です。
僕は渋谷に住んでいるのですが、終電を過ぎても人の量が多く、道路にはタクシーを捕まえようと大勢の人が手を振りながら立っています ( 捕まらない ) 。
年末、ですね ( 本日二度目 ) 。
数日前のエントリーに書いたのですが、僕はあまり暦や記念日を気にしないたちなので。
年末だからと言って、何か気分が一新する事もなく。
( 時間に余裕が出来るのは事実なので、思考や方針の整理整頓はすると思いますが。)
淡々と日常を過ごしています。
デイリータスクやデイリーインプットは年中変わらずですし。
混雑は苦手なので ( 回線の混雑も含む ) 、ご挨拶などの時期も少しずらすと思います。
という事で、何も変わらず本日も雑感の書き殴りをば。
本日は。
ー 人の何を見るのか?
って話し。
皆さん、人には優劣があると思いますか?
または。
人には、上下があると思いますか?
はい。これまた突然な問いですが。
これね、公には答えづらいと思いますが、自覚的だろうが無自覚的だろうが。
人間は、無意識の内に人に優劣をつけてしまうものだと思っています。
シンプルに言うと、個々人の差はあれど、一定のセグメントを見下してしまう、という事です。
( それが激しく態度に出るかどうかは個人差がある為、個々人の差と表現しています。)
地域の差。学歴の差。出自の差。社交界の差。職業の差。肩書きの差。所得の差。資産の差。容姿の差。身長の差。国籍の差。肌の色の差。年齢の差。性別の差。
変数なんか、挙げればキリがございません。
繰り返しますが、無自覚的にでも、その判断基準は働くはずなんです。
かわいそうとか思う気持ちも、優劣の判断から来ますからね。
差別や見下しというのは、何も侮蔑の感情のみならず、です。
ただ。そのファクト自体に対して、どうのこうの意見を述べたい訳じゃないんですね。今回は。
じゃあ、何の話しか?って。
僕が人を見る時の話しです。
僕が人を判断する時の話しなんです。
以前にも書きましたが、今何をやっているか?という点に対しては、すごく重きを置いたりしないんですね、僕は。
( 今まで何をしてきたかと、これから何をしそうかには、重きを置きますが。)
今やっている事は変化をするからです。大なり小なり、必ず。
それでは、今にフォーカスをした場合に何を見るのか?と言うと。
その人が、何で優劣判断をつけているか?です。
ストレートに言います。
その人が見下している対象は何か?
これが結構大事だと思ってます。
例えば。
従業員を見下している人。
異性を見下している人。
若者を見下している人。
中高年を見下している人。
フォロワーの少ない人を、見下している人。
高卒を見下している人。
ザッと挙げました。挙げればキリがないぐらい、他にもたくさんありまして。割愛します。
それでね、何を見下しているかに対して、良いとか悪いとかを言いたい訳じゃなくてね。
何を下に見ているかで、その人の価値観をジャッジするのに役立つ、という話しです。
別にね、例えば異性を見下していたっていいんですよ。その人の勝手なので。
ただし、それに起因して起きるトラブルは、想像がついたりしますよね。
あくまでも推測や仮説の域は出ないのですが、予防的にリスクヘッジを取るアクションを、こちらは打てるはずなので。
良いとか悪いとか、善悪判断の話しはしません。
ただ、その人の価値観を掴むのに、その人が何を下に見ているか?は、かなり重要な判断軸になると、個人的に思っている。
そういう話しです。
( 善悪や倫理、正義と悪の話しは、かなり哲学領域に踏み込む上に、可燃性が高いので、今回のエントリーでは触れません。ああ、マイケル・サンデル教授の " これからの「正義」の話しをしよう " を思い出します。名著。)
例えば、従業員を下に見ている人の会社の離職率、チャーンレートは高くなる傾向にあり、つまり採用コストおよび教育コストが高くなりがち。
その場合に打つアクションは。
こういった考え方をする訳です。僕は。
擁護をする訳ではありませんが、従業員を下に見たければ、それは個々人の自由なので、どうぞどうぞと思います。
( 念の為に僕の立場を表明しておきますけど、僕は現場が一番尊いと思ってますからね。真実も現場でしか発見出来ない訳だし。)
人は人なので、価値観に干渉はしませんが、しかし。
こちらのアクションはそれらに応じて変える必要がある。
その為に、何を見て判断するか?という、そんな話し。
… う〜ん、長くなってしまった。
今日はここら辺にしておきましょうか。
繰り返しますが、人は誰しもが大なり小なり、自分より下の人間を認識しています。
心の奥底では、誰かを見下しています。そういうもんです。
問題は、それに自覚的になった時に、どういうアクションを取るのか?だし、それを踏まえた上で、どう他者と付き合っていくのか?でしかなく。
出来る限りに、他者と分かり合おうという努力は、怠りたくないですねと。
( 可燃性の高いエントリーだったので ) 無難にまとめて、本日はお終い。筆を置きます。
お粗末様でした。
さてね、年末にも関わらず、いくばくかのお時間を僕に使って下さり、誠にありがとうございました。
良い年の瀬を、お過ごし下さいね。みかんでも食べながら。
それでは、また明日。カウントダウンへの、カウントダウン。
余談 … 今年の春まで六年間住んだ、代々木の住居。あんなに長く住んだのに、今じゃ記憶も薄っすらしてる。人の記憶は儚い🧠
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