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qgb61
BUMPOFCHICKENのベルがしみる日
父とご飯に行った。
両親は幼い頃に離婚をしていて
父は新しい家庭もあり、
一緒に食事をするのは年に数回。
話したいことは山ほどあるけど
なかなか言葉になっちゃくれないよ
話せたとしても伝えられるのは
いつでも本音の少し手前
こんなにぴったりな表現があるだろうか。
大人になってから思うこと。
自分に残った時間、
相手に残された時間、
同じ時間をどれくらい過ごせるだろうか。
空白の期間が長いほど
本当の気持ちは伝えられなくて
でもどうしても伝えたくて
いつでも本音の少し手前の気持ちを伝えてみる。
1回1回の時間を大切にしたい。
次があるかはわからない。
そんな時間の流れの中にいるのに、
本音を伝えるにはものすごい勇気がいる。
相手が真正面から受け取ってくれるという確信があったとしても、照れ隠しも込で、なかなか伝えられずにいる。
でも、自分を思ってくれていることは
言葉の節々から
わたしをみつめる表情から
読み取ることは出来る。
山ほどの話したいことを
包み隠さず話せる日が、いつか来るだろうか。