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BUMPOFCHICKENのベルがしみる日



父とご飯に行った。


両親は幼い頃に離婚をしていて
父は新しい家庭もあり、
一緒に食事をするのは年に数回。

話したいことは山ほどあるけど
なかなか言葉になっちゃくれないよ

話せたとしても伝えられるのは
いつでも本音の少し手前


こんなにぴったりな表現があるだろうか。


大人になってから思うこと。

自分に残った時間、
相手に残された時間、
同じ時間をどれくらい過ごせるだろうか。


空白の期間が長いほど
本当の気持ちは伝えられなくて
でもどうしても伝えたくて
いつでも本音の少し手前の気持ちを伝えてみる。


1回1回の時間を大切にしたい。
次があるかはわからない。

そんな時間の流れの中にいるのに、
本音を伝えるにはものすごい勇気がいる。

相手が真正面から受け取ってくれるという確信があったとしても、照れ隠しも込で、なかなか伝えられずにいる。


でも、自分を思ってくれていることは
言葉の節々から
わたしをみつめる表情から
読み取ることは出来る。

山ほどの話したいことを
包み隠さず話せる日が、いつか来るだろうか。


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