劇場狂詩曲②簡単な足し算
タイトルに毎回苦悩される中の人です。それも一般人だから仕方がありません。
前回の記事はこちら
ここからは、シンエヴァのネタバレを思いっきり含みます。
見る予定でまだ見てない人はここで引き返してください。見ない予定の人は良いですけど。
あ、今回むちゃくちゃ長いです…調子乗ってたらこうなったわ
公開日発表
そして、公開が急に発表されることとなります。当初解除予定だった3/8です。
元々ここには3/5に公開予定だったドラちゃんがいたのですが、延期になっちゃいましたのでここに無理矢理押し込めた形です。なんか茶色の在版鉄道会社とその陰に隠れる銀に赤帯の鉄道会社が都知事グリーンに対抗したみたいな感じになってますがね。
そして謎の月曜公開…昔はそれこそ水曜公開とかあったみたいですが、コアなアニメ系や特殊曜日を除いて金曜公開になってますから編成組む人が大変。しかも1週後って…
まぁその後にFateHFⅢ(桜ルートっていうらしい)ビデオリマスター版とかいうもっと劇場を困らせるものが出てくるんですけどね。昨年の直前キャンセルとは違って劇場側には伝わってたみたいですが、それでも文章が釈明会見口調だったのやっぱり去年のぶっ飛びが効いてるみたいですね…。(あのぶっ飛びはいくら何でもねぇ)
それはさておきエヴァです。事前に映倫がまさかのお漏らししちゃったので、2時間34分という長時間というのは分かってます。清掃幕間等考えると回転はおよそ3時間。20時制限出てるところ3回転しか無理じゃん(別の短尺作品突っ込んだら4回転は行けるけど)。
それをあろうことか、公開から1年以上たったうたプリをグランドフィナーレで1日18回上映や無限列車を5分おきに出発させた『実家NT』ことイオンシネマ港北NTがやってくれました。
また君5分おき上映やってるやん
朝7時から最大箱ULTIRA4回で回してるし…夜がダメなら朝ってやつか…。
ちなみにここの港北ULTIRA君、幕張や後述する京都桂川みたいな新規ULTIRAではなく「改造ULTIRA」に分類されます旧ワーナーマイカルシネマズな物件。
写真ブッレブレで申し訳ないのですがとにかくデカいです。体感はULTIRAのなかではここが一番?じゃないですかね
うたプリってどんなんだろうで見に行ったのですが、流石にうたプリ歴戦で鑑賞してるお姉さま方に混じる勇気がなくて2FのGoldClass(ワンドリンクついてきて鑑賞料金∔500円で見れます)に行けなかったのが残念。またの機会に…。あ、女性向け作品ですが面白いので、これを見てる男性陣も是非参戦してみてください。この映画館が実家と呼ばれる所以が分かります。
(ここもともとプリキュアに力入れてたんですね…知らなかった)
そんなことはさておきですよ。エヴァどこで見るか…という話になってくるんですよね。でもどこで見るかはもう決まってました。
だって無料券消化しなあかんもん
そう、前回の記事の冒頭で無料券の話しましたが、その日付が3/23となってましたのでイオンシネマで見ることになると…、空いてる西大和とか映写がいいTHX茨木がありますが、今回はそうではなく。
シン・エヴァンゲリオン劇場版:❘❙…イオンシネマ京都桂川
ということで京都桂川です。というのもここ最近京都桂川にちょいちょい行ってたにもかかわらず、最大箱をスルーしてたのでここで見ます。
最大箱8番のULTIRAです。普通のULTIRA劇場ならULTIRAってでっかでかとロゴが入ってますが景観条例合わせたのかなんもありません。普通の客気付かんよねこれ。
内装がこれ。ATMOSシアターになってますね。HELLOWORLDの時に来てはいたのですが、内装はまじまじと見たのはこれが初めて。
1期ATMOSのULTIRAでは最終形態となりますが、和歌山や幕張とは違って各々の天井スピーカーが陥没施工になってるのが特徴的です(前者は一体陥没)。でも今回のエヴァはATMOSじゃないんで天井スピーカー使いません。残念。
【警告】ここから下は本編に触れます
【謹告】やっとです
見終わった後に出てきた言葉が「やっぱりエヴァはエヴァだった」です。ばらまきまくって血塗りにされたティッシュ(伏線)をグシャグシャにしてポイッっとした感じ。体感は初見にしては2時間で巻いたかなって感じです。
しかもvoyagerの曲の始まりの部分で「これユーミンやし聞いたことあるし」って一発で分かりましたというか、前のデミちゃん(マツダの初代デミオの前期型)にカセット搭載してたんだけど
なんかここにある全部の曲聞いたことあるぞ…ってまさかとは思うけど
うちの親、neue musikのベストアルバムのDISC2の部分丸々カセットに突っ込んでたでしょ
ユーミンファンから「この曲(VOYAGER)、シングルとこのベストしか入ってないレア曲やぞ」って言ってたしね…
すげぇ、親の好きな曲エヴァでバレるんですね。
映写に関していうなら前にHELLOWORLDで来た時よりも輝度がちゃんと上がってました。良好って感じ。ただ白い文字が滲んで読みづらいのに加え、スクリーンが一部揺れてて画が最初のシンジ君がTSSチョーカーに反応するシーンや「ワタシ綾波って言うの?」などのシーンがかなり振動してたのが残念。前半に集中してましたね。演出じゃないというのはその後のMOVX京都で分かるんですが。
考えられるのは、上映中静かなシーンで『シャコシャコ』鳴っていたスクリーンシェイカー(※①)か効果音に反応したSW(サブウーハー※②)の仕事のし過ぎかなと思います。
音に関してはダイナミック。マスターそんなにあげてないと思うのですが少し刺さった(自分の許容範囲内)ぐらいですね。何なら魔改造ATMOS幕張新都心よりもSW重低音過多による無駄がないので、私はこっちの方が好みかもしれません。こと小箱のポテンシャルが元から高いのは、なぜか4DXの隣にある①スクリーンがきっちりお仕事をこなしてるの証明済み(響け!ユーフォ再上映の時そうだった)なので関西圏の方なら足出してもいいかもしれません。(4DXは…(苦笑))
あとあなたULTIRAの広告歴代全くないでしょ…全国のULTIRAスクリーンでメディア広告ないのここだけやぞ…
で、3.0+1.0は1回だけで終わる予定でしたが、もう1劇場だけ見たいとするならということでもう1劇場足を運んでいます。が、その話はまたいつかできればなと思います。
【注釈】
①スクリーンシェイカー
レーザー光源のプロジェクターの場合ノイズが出てしまうので、それを低減するためにスクリーンを微振動させる装置。ドルビーシネマやIMAXなどで使われてたりする
②SW(サブウーハー)
いわば「ドッカーン」とか「ドンドン」とかの重低音を発生させる音響装置。5.1chや7.1chの「.1」の部分はSWによるお仕事。
幕張新都心は某戦車アニメの音響監督にそそのかされて前の前の支配人(現:イオンシネマ本社公式アカウントの中の人)が6発追加導入し、合計10発というアタマオカシイシアター(普通は2発とか4発)。