自分と生きること、他はスパイスでしかない
みなさん、自分を愛していますか?
自分を信じて、自分を愛すこと。その大切さに常々気をとめているのだけれど、なかなかそういう訳にもいかないときがあります。'あぁなんてみんなステキなんだ'、'自分の話は面白くないなぁ'、'積極的に活動しなきゃ'、'どうしてこんな自分を選んでくれたんだろう'...etc。自分に自信がもてなくて、いつの間にか自分で自分を責めていたり、ポジティブでキラキラしている友人や恋人と居ることが重く感じてしまったりします。
最近は外出自粛の日々。お家で過ごす時間が増えて、自分と向き合うことができるようになった方が多いかと思います。そんな中で、'もっとクリエイティブになろう'、'丁寧な暮らしをしよう'、'この機会に新しいことを始めよう'、という動きがSNS上に溢れている。このこと自体はとても素晴らしいこと。閉鎖された空間で空気を変える、幸せを自己生産するのは強いなと思います。ですが、実際そろそろ疲れてきていません?アートに触れて、自己啓発本を読んで、こだわりのご飯を作って、充実したような日を過ごす。でも、一日中、ベッドの上でNetflixをみながらごろごろして、チンするだけのご飯を食べる日があってもいいよね、そんな自分も人間らしくていいじゃない、と。
昨日、高校からの大切な友人たちと話して、自分が自分のことを気にしすぎていること、そんなこと分かっているけれど考えてしまうこと、この半年間ずっと自分を演じていたんじゃないかと悩まされていたことから、体内の水分が蒸発するように解放されました。やっぱり友人て大事!らぶ!な話な訳ですが。その友人たちからの言葉で、『 友達とか恋人は、自分の人生にスパイスをくれるだけの存在でいいんだよ。自分を愛せるのは自分なんだから。そのままでステキなんだから。もしそれで相手が違うと思うならこっちから願い下げだよ。』と。救われた。
そうだよね、やはり、自分を愛そう。ステキな人達に圧倒される自分も、恋人との関係性に悩む自分も自分。 どんな自分も受け入れること、自分と生きること、'self-love' 万歳!誰かを失っても、自分は残るんだからそんな自分をわたしが抱きしめよう!そんなふうに心がだいぶ軽くなったのです。わたしの大好きなスパイスたち、いつもありがとう。わたしも誰かの人生にひとつまみのスパイスをかけられるように、過ごしていきたいものです。